2022年1月16日日曜日

冬休みの宿題「AZDEN PCS-5800」修理&リストア作戦

こんにちは、

もう冬休みは終わってしまっている時期ですが(^^;

ホントは(あの怪我をしなければ・・・)年末年始の冬休み期間中にでも、のんびり作業を行う予定でいた、AZDENの10mFM機「PCS-5800」の修理&リストアを、

少しだけ、ケガリハビリーも落ち着いてきたので、机に座り(当初はまともに座ることもできなかった)作業することができました。


昨年秋、ひょんなことから3台目(^^;

の、AZDEN・PCS-5800をジャンク品として入手しました(本体と専用のハンドマイク)

早速電源を投入してみたところ、

一瞬は昨日したものの直ぐに、

・PLLのUL(アンロック)表示で、

・音が(受信音が出ない)FMのノイズも含め、最初は受信音出ていたのにも関わらず出なくなった。

・振動を与えると、ULから解除されて「正常表示」に戻ったり、またULになったり、

いずれにせよ、ぶっ叩くと治ったり、また症状が出て受信できなくなったり・・・と、


まぁ~この機種イジルのは、これで3台目(笑
ある程度の見立てはできる。
PLLのULについては、特有の「CPUバックアップ用内蔵リチウム電池切れ」が先ず疑われる。若しくは「このバックアップ回路が改造されていて、バックアップ機能が機能しない状態だったものも過去にあったり」。
そして、ちょいと厄介なのが、バックアップ電池が「リチウム電池の6V(2032が直列で2個つながっている基板専用の電池)なこと」
・・・・何れにせよ、そのうちにまた交換しなきゃなバックアップ用リチウム電池。

そうですよね、普通ソケットへと変えちゃいますよね。
もちろん、私も2032用のコインリチウム電池ソケットを付けて、簡単に交換できるよう改造します。しかも・・・前述の様に「2個の直列」での改造です。

はて・・・
過去の2台は、このバックアップ電池(電源)確保にて、
CPU系のUL(アンロック)は解消される・・・のだが、どうもこの機体は安定しない。

改めて「ぶっ叩く」と治ったり、また再発したりと(^^;
あぁ~~~、これは経年劣化や振動・熱・酷使!?等で恐らく「基板や部品が悲鳴を上げている???」のではと予想!!

早速、開腹手術です(^^ゞ

そして、
全ての基板(裏&表と2枚の大きな基板)、全ての半田付けの再半田を実施!!
(ホントの事言うと(^^;

12月の中旬に一度開腹して、再半田をざっと行ったのですが、
結果は余計におかしなことに(全く受信&受信音もしなくなってしまった(^^;

そんな事で、年末年始の冬休みにでも「じっくりやり直し」と思っていたところで、
あの大怪我での入院と(^^;
結局、今までずーっと放置されてしまっていたものでした。

改めての再半田作業、
この手の時代の無線機では、最近のチップ部品&複層基板と違って、部品の交換やら故障の追っかけ、半田も手半田で何とかなる時代。

とはいえ、半田収集器を片手に一つ一つ再半田付けを行いました。
見立てでは・・・

確かに、怪しい(特にコネクター端子部分)の割れ半田っぽい個所が何か所かあり、
確証は取れませんが、しっかりと半田付けを行いました。


また、バックアップ電池の部分は、
写真の様に、2032用のリチウム(コイン)電池ソケットを2個直列に繋ぎ、それぞれ絶縁した形で、今後は交換しやすいようにメイン基板の部品隙間へと納めました。



さって、組み立て直し・・・
各コネクター等も、改めての接触確認を実施、ボリウム部分も再半田でガッツリボンディング完了。

写真は撮っていませんが、
ボリウムのツマミも一部割れてしまっていた軸の部分を、エポキシ等でガッツり修復しました。


ちなみに・・・
この無線機と同じく入手した、AZDENのハンドマイクも状況的には最悪で、
PTT用の内部マイクロスイッチが完全に接触不良と経年劣化で故障していました。

ただ、横型のマイクロスイッチがなかなか入手できなかったので、
普通に縦型のマイクロスイッチを改造!!
横型へと変えてハンドマイクの中に収めました。結果は超良好になりました。
マイクロホン自体(ダイナミックマイクでした)のマイクエレメントはまだまだ問題なく綺麗な音声を拾ってくれる感じでした。

組み立て直しも完了し、

電源を投入すると、綺麗な緑色の照明が点灯しました。

(実はこれって・・・LEDではなくて、まだ麦球なんです(^^;

将来的には(麦球が切れたら)、LEDへと変更しようかなとも思っておりますが、

まだまだ球切れしてないし、今回は交換するのを止め暫くはオリジナルの照明で楽しもうかなと思っております。(どこか柔らかく暖かいですよね、灯りもね!!


とりあえず、UL表示も出なくなり、

ダミーロード送信(5W/45W)も良好、鳴き合わせで変調も良好、周波数ズレも無く、

また受信についても、綺麗に復調できており、周波数の制御についても問題なくなりました。


ただ一つだけ分かったのが、

この無線機の音声ボリウムに「ガリ」がある。ということ!!

10KΩA型のアルプスのスイッチ付き2連なボリウム、軸も合わせて同じ製品はもう発売されていないようですので、少し電源を入れてみて「ガリ」の状況を見ながら、

場合によっては部品の交換も知恵を絞ってやってみようかと思っております。

(もう少し先になりそうですけどね・・・。


とりあえず、最初は部品取り!?かなぁ~と思ってたものが、

いっぱしの、10mFM機になりました。

もう少し、いじって改善させて、春のシーズンインまでには免許含め実践で使っていける態勢にしていこうかなと思っております。

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