毎週毎週・・・なんだかんだで半田ごて握っています。
アマチュア無線で世界中に向けて電波発信しているより、
車好きが永遠と70年、80年の名車を弄っている様に、毎週毎週70年、80年代のどこか壊れた無線機に手をかけている様な気がしています。
そして、今週からは八重洲のFT-757GXです。
これも元は10年位前に中古で入手したものですが、もう何度もなんども手を入れています。
そして今回も、少し電源を入れていない間に電波が全く出なくなってしまいました。
電化製品は、つくづく普段使いが必要いなんだなぁ~と改めて気づきさせてくれますね。
今回、この症状も2度目の発症です。
FT-757SX、元は私が過去中学生の頃、相当な無理を聞いてくれた親が買い与えてくれた無線機。
それと同じ時代の100W機ですから、もう何年ですかね・・・、
製造から30年以上軽く越えた無線機になりますよね。意外と当時から大切に使っているFT-757SXはしっかりしているのに(VRのガリくらい)、後から中古入手したFT-757GXは結構トラブりますね。相当酷使されちゃっていたのでしょうかね・・・
そんな事を思いながら修理を始めました。
前回の故障はというと・・・
PA以前、RF基板のドライバー段のQ45のFET(2SK125)の不良でした。
もしかしたら、今回も・・・?と思いつつ、交換してみました。
これがQ45、2SK125です。
今となっては、このSONYの高周波用FETもなかなか入手困難になりつつありますよね。
この時代の通信機には3SK73や3SK77等と主に、沢山使用されている定番のディバイスですよね。
一応テスターなどで計測してみて、あまり不具合も感じなかったのですが、
まぁ、時期も時期ですのね、手持ちスペア部品と交換してみました。
結果は・・・だめですね、まったくRF出力が出てきません。
この写真は、100WのPAアウトではなく、ドライバー段の2SK125の直接のOUTを拾ってみました。
ドライバー前でも、正常でしたらピクリくらいくると思いますが、全くの無反応・・・
その後、カイロ図面、ブロック図面、基板との睨めっこが始まりました。
ドライブしている2SA733(これも古いけどね・・・
にも特に問題なし、、、
とっても悩んだ挙句
そして気が付いたのが・・・
この2SK125の前段のDBMのダイオード!!
※写真では矢印の小さなディバイス
もしかしたら・・・・
ネットで検索するも、八重洲の無線機では同様のトラブルもちおやほやネット上にも発見!!
発注をしなくては、、、
調べてみたら1個260円前後でまだ売られているみたい。
結局、今日は2個の送信系RFドライバー段系のFETの交換を行いましたが、解決できず・・・
近日中にでも、このND487C13を入手し、交換作業をしてみようと思います。
なんだかんだ・・・
トラブルは続きますが、かといって、、、全部の機材が正常だと、意外にもやる気力も失せてしまうこともありまして、、、意外となんだかんだでトラブル有った方が、有意義にやっていける趣味なんだろうなぁ~なんて、本当は思っています(^^ゞ
さて。そろそろ冬至の季節ですよね。
寒い日も多くなります。皆さまも「あともういくつ寝るとお正月(^^♪」クリスマスも含めて、楽しい2016年の師走をお過ごしくださいね。
部品入手しましたら、また報告しますね!!
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