往年の430/1200M小型デュアルバンド(トリプルバンド)ハンディー機
スタンダードの”C601”
そうこのシリーズは”C501”(144/430M)、C601(430/1200M)、
そして最後に出た”C701”(144/430/1200M)のトリプルバンド、単三乾電池で動き、
数日間スイッチ入れっぱなしでも受信できるという、
今では考えられないスペシャルな小型ハンディ機。やはり何処でも手に入る単三が嬉しい!!
絶対今でもこれ売れるでしょう。
どのシリーズでも今だ中古市場では高値で売買され、
中でもC701は30K以上のお値段も・・・
当時の新品同様のお値段で取引されているハンディー機です。
ただ、、、冷静に考えれば、
私も20代の頃の買い物。既に軽く30年は超えてきている無線機なんですね。
C501、C601と当時は仕事出張の際や様々な現場へとポケットへ入れて持って歩き、
時間を見つけては交信していたのを覚えています。
そう山梨の上九一色村(当時)では、
C501にハンディーホイップの0.3W(300mW)で茨城や福島の局と430Mで交信した覚えがあるし、伊豆スカイラインから車の助手席から千葉房総半島の局とお話しをしながら伊東へと向かったことも昨日の様です。
残念ながらC501は、その後のC710という上位トリプルバンド機種を手に入れた際に売ってしまいましたが、
今でも機会があればまた中古で入手してもイイかなと思う程です。
そんななかで、唯一手元に残っていた(というか車に積みっぱなしだった)C601、
昨今の1200Mマイブームで久しぶり電源を入れてみると、
基本機能は問題なく使えそうなのですが、、、
①毎回設定がリセットされ、メモリーはできない。また設定がディフォルトへ戻る。
②受信音は問題無いが、電源をきると・・・「・・・っぴゅ~~ぷぅ~」って音がして電源きれる・・・。
こんな症状がいつからだったか、、、見受けられるようになりました。
原因として、
①は内蔵リチウムメモリーバックアップ電池の電池切れ。
②はこの機種(だけではないが)多くある経年劣化の一つで、内部の電解コンデンサー(いわゆるケミコン)の容量抜けによる音声系の不安定動作音。
そこで、早速・・・まだまだ使って行くべき、
これらの交換修理を決意しました。
<先ずは交換部品の調達>
リチウム電池は・・・CR1632のタブ付き、
100μF電解コンデンサーは・・・オリジナルは表面実装チップ電解コンデンサーで耐圧は4Vのもの(5㎜径)
共にネット上で(別の品物を注文する次いでで)仕入れてみました。
結果、リチウム電池は良いとして、問題は一般的な表面実装チップ電解コンデンサーで耐圧4Vというものは、以外に入手困難であることに気が付きました。
棒〇〇オク等では交換用のパーツとして出品されている方もいらっしゃいますが結構高価。またコンデンサーだけでも出品や販売などされていますが、これも量が結構あって価格もそれなりに効果。
また5個で販売な棒密林サイトにしても、高級品のみでこれももっと高価(涙
若しかしてイケるかなと思って今回仕入れてみたものは、耐圧16Vでしたがパーツそのものの径が6㎜(台座部分は一辺7㎜)、実際に合わせて検討してみましたがこの大きさではそのまま交換できないことがわかりました。
そこで、取り合えずリチウム電池のみ交換し、
かたっぱしからネットで検索の日々が続きました(笑)
取り外したCR1632
取り外した後の電圧を図ってみたら、なんと1.1V弱しかありませんでした。
これじゃ~設定値含め正確にデータバックアップ動作しませんね。
新たに取り付けたCR1632
なんか、かっちょ良い!!
今回はタブ(端子)付きを仕入れたので交換も秒速で完了。
(ペースト塗って短時間半田付けで・・・なんてしませ(笑)
そして懸案の電解コンデンサーですが、
なんと、みんな大好き”秋月電商”さんに、もしや5㎜径?と思われる耐圧16Vの100μFコンデンサーを発見、確か1個数十円くらい!?
径も仕様をみると5㎜チョイ、台座入れて6㎜くらいなので、これはC501/601の電解コンデンサーと交換できるのでは・・・???
早速注文し入手。改めて基板を見て比較してみるとバッチリじゃないですか。
ただ、なにせ細かく繊細な場所(元々このハンディー機があり得ないくらい小さいですからね、必然的にいろんな密集地での交換作業には困難が予想されます)
作業(手術に)数時間?(は大げさやなぁ~(笑)
なんとか電解コンデンサー2個の交換が無事完了、ドキドキしながらも電源投入すると、ザざざぁ~と快適な雑音FM(笑)
設定項目も電源ON/OFFしてもチャンと設定が残ってる!!
(以前は電源入れなおすとAPOがディフォルトで効くようになってしまっていた)
ただ?ん???
なんかオカシイ?、送信はダミーで問題無し(取り合えず)しかし受信で他の信号源を受信すると数秒間一瞬受信するけど受信回路が停止する・・・。
なんか設定あったっけ???と思いつつも、
そうだ、一旦リセットしてみよう。
そんな事を思いつき、リセット方法って・・・(何かと何かを押してだっけ???
⇒電池BOXの中、本体基板側にリセットSWがチャンとあるし!!
って感じを一人でブツブツ言いながらリセットして再起動。
そしたら受信も問題無し、って思ってたら若干周波数ズレに気づき、ローデのスペアナを起動させながら、IC9700のスペアナとAFC機能でダミーに送信しながら周波数調整を行う。
よっしゃ、修理完了だ!!
やはり、受信音も変化して明瞭度も良くなった”気”がするのは、”(苦労の)気”の成果!(笑)?
これが、秋月で購入した100μF/16V、5㎜径の表面実装電解コンデンサー
通販だったので、有る程度まとめて買ってしまいました。
こんなC501や601持ってないけれど・・・(笑)
これでまたしばらくお手軽移動先などで、
まだまだ活躍しそうですね。
PS・・・
今回ご紹介した修理ですが、参考にして頂くのは構いませんが、
なにせ細かな作業が多いことも有り、もしご自分で交換など修理作業される際には、
ご自身の責任の上でお願い致します。こちらでは何の対応もできかねますのでご注意願います。
はて、お次は・・・
今回の件でいろいろ調べて分かってきたIC821とIC910(1200MHzユニット)の電解コンデンサー交換作業をやってみたいと思います。