2020年12月27日日曜日

固定から1.9MHzアンテナの実験・・・

こんばんはぁ~、

年も押し迫ってきましたね。

もう今週からは冬休みの方も多いのではないでしょうか。

・・・っても、わたくし目は正月明けの1/3日まではお仕事ですが(^^;

そんな事もあり、

年始の身内クラブコンテスト参加用に、1.9MHzのアンテナを自宅に上がるかどうか?

自宅で使い物になるかどうか、テストと準備をしました。


1.9MHz帯はもともと、移動運用用に製作した、釣り竿アンテナがあります。

ペットボトルをコイルに仕立てたもので、何度か移動先からQRVしていました。


今回は、固定用にガッツリTOPバンド固定アンテナを開設!?、、、

という訳では無く(そこまでこのアンテナが丈夫では無いため)簡易的にコンテスト参加時だけベランダから延ばしながら、簡易運用できればいいなぁ~レベルの簡易アンテナ構築が目標です。

新たにコイルから作り直しても良いのですが・・・

なかなか部材・線材を調達している余裕が今は無くて(あと・・・炭酸飲料2リットルも飲んでいる余裕なし!?(^^;

先に申し上げた、移動用に製作したアンテナコイルをそのまま利用して作ることにしました。


早速・・・ベランダに釣り竿を固定して、上げてみたところ・・・
同調点が大きく異なりました(まぁ~そりゃ~そうだよねぇ~

どうやら同調点は2.3MHz付近!!
惜しいっていえば確かに惜しいのですが、このこれからの調整がまた毎回大変なんだよね。


色々試行錯誤した結果、同調周波数が少し高いとの判断から、
トップエレメントに少しエレメント線材を追加延長しました。


もう、ここまででも!?
両腕が筋肉痛になりそうな感じです(な感じに上げ下ろしを数えきれない程やりました。


その結果が、じゃじゃじゃじゃーん!!
大分マシになりましたよね(^^;


細かな部分はさておいて・・・
一応、アンテナの同調周波数としては、1.9MHzのバンド内に収まっているため、
今回はこれで良しとしました。


いやぁ~、アンテナの調整・テストが終わると今度は同軸の引き回し!!

もうもう7~8本の屋上各アンテナへ行っている同軸が貫通するエアコン穴は、正直もうパンパンです。

まぁ~今回は1.9MHzということもあり、

あまり太いケーブルは通さず(通らない・・・少し細いケーブルで貫通させ、前後で無線機まで延長しようと思います。


今日はまだ交信まで至っていませんが、

あとは、いきなりの本番コンテストで、トップバンドで戦おうと思います。

KENWOOD VB-50(1200MHz PowAMP)修理

こんばんは!?本当は26日土曜日にガッツリやったお仕事だったのですが・・・、

気が付いたらもう27日になってしまいました(^^;


今日はいろいろやりました。

先にUPもした「TR851のAGC調整」、「1.9MHz釣り竿アンテナ調整&改良」、そして「VB-50のRF系修理」の3本建てでした(^^ゞ

1.9Mのアンテナは明日またあらためて・・・、

VB-50(KENWOOD)のRF修理を先ずはUPします。

このアンプ、
実は受信が良くありませんでした。
受信はするのですが、、、丁度10~20dB程度感度が落ちるんです。

とある場所から、回路図を入手して調べてみると、
受信系は、常時FET(2SK571)のRFアンプを通じて、トランシーバーへ供給される設計。
併せてこのVB-50から本体のTR-50へ電源も供給しているのなら、常にVB-50の電源もONにしないと受信もできない。というアンプでした。

・・・・当時だから(1984年くらい
今だったら考えられないかもしれない設計ですかねぇ~~~、確かに1200MHz帯ですから、受信RFアンプはあって然りではあるのですが、せめてON/OFF(=アンテナとトランシーバー間スルー系統)は欲しかったかなぁ~と思いました。

まぁ~、コストダウンや当時はそれ相当の高周波領域であったことも、影響しているのかもしれませんが・・・。


終段も、近現代でしたらもうモジュールが一般的ですが、
この当時は、まだトランジスターでのRFパワーアンプとなっています。
NECの2SC3542と2SC3541の2段構成ですね。
これで約10W(公称)、実際には8W~10W程度でしょうか。


このアンプの症状は・・・というと、
◎まったく受信できない訳ではないが、明らかに受信感度が悪い。
 直接TR-50にアンテナ付けた方が綺麗に強く受信できる。という状態。
◎RFゲインコントロールが、まるでATTつまみの様に感じてしまう。
◎それと・・・
 おやっ・・・、このQ4に付いているディバイスって何???


回路図面を入手して、いろいろ調べてみると、
この場所のQ4には、VUHFのRF受信プリアンプ等では有名な2SK571が使われている・・・
はずでした。が、なんですか?この無記名のディバイスは・・・。

全く壊れている訳ではありませんでしたが、
結果的に相当足を引っ張っている状態の(約-20dB以上のロス)状態でした。

この2SK571・・・
調べてみると、まだパーツ屋さんでも在庫品の取り扱いを行っているようです。
約400円強@1個、
併せてYオクの出品でも、複数出品されていて、こちらは約300円@1個な感じでした。

結果的にYオクの即決で、300円@1個で購入し、今日無事に配達されました。


早速、怪しいディバイスを外し、メーカー回路図面にもあったとおりの、
2SK571に交換してみました。
どうもこのFET、足の長さの違いが製品にあるらしく(後で調べて分かった)

今回入手したFETのリード線は、ベリーショートの状態(T_T)
流石に基板に取り付ける部分、苦労しました。
だって・・・リード線部分が基板パターンに届かないんですもの(T_T)/~~~


いやぁ~この部品取り付け交換、久々に苦労しました。
もう、基板のパターンが壊れちゃったかと思いながらも、交換作業後に
電源ONしてみました。

お陰様で、煙なども出ず(^^;


ご覧ください!!
たまたま交信していた局長さんの電波を拾って、AMP本体にあるRFアンプをグリグリ廻して効果を確かめました。


結果的には・・・
ご覧の通り、RFゲインを上げて、フル電圧をかけ(受信FETにね)てみると、
程よく10~20dB程度アップしてくれていることが確認できました。

いろいろお話しや情報をうかがうと、
前オーナー(OB)さまは、よく中身をいじったり、改造もしていたようで・・・
納得の挑戦の姿を仰ぎ見ることができました。

しばらく受信テストや、別途IC910系等の固定局とも聞き比べしてみましたが、実用範囲内(というか、感度イイっすね・・・。これでまだまだ、活躍できそうですので、
修理や調整等しながら、末永くTR-50と共に愛用して行きたいと思います。

さぁ~明日は1.9MHzに挑戦です(^^ゞ

2020年12月26日土曜日

TR-851(430オールモード)AGC調整

こんにちは、

あっという間に師走も後半戦、もう昨日で今年の仕事納めされた方も多かったのではないかと思いますが、今年最後の週末は如何お過ごしですか?


今年、私は何年かぶりに年末年始とお仕事が続く予定となっておりまして、実は来週も月曜日から年明け3日までお仕事です。

とはいうものの・・・

来年年始も会社クラブ主催のコンテストなるものが無事に開催されることになり、

今のうちに、調子悪い無線機治しておかないとなぁ~

と、TR-851のAGC調整!?、修理を行いました。


実は、以前このBlogでも修理内容を詳細させて頂きましたが、
AGC関連の電源系Trが不良になる故障が発生し、数年前に交換修理しました。
元の症状は「定期的にSメーター(受信回路)がRFゲインを絞ったような感じになり、上手く受信できない、RFゲインを定期的に絞った感じ」でした。
原因は他の方でも同じ症状が出ていたことがネットでも検索でき、比較的早く修理はできたのですが・・・

暫らく使っていると、FMモードやLowパワーでの運用では問題ないのですが、
SSBのHiパワー運用した場合、PTTを離し受信状態にすると、
同じくメーターが降り切れて、所謂RFゲインを絞ったようになる・・・というか、
AGCの時定数が極端に長い、為に相手の応答の頭が受信できない。
という不具合です。

当初より、ディバイスの故障というよりは、
調整が狂ったか、ズレたか、経年変化と当初の故障等からの変化で、
丁度調整点が合わなくなった。か???
時定数を決めているだろう、コンデンサーや抵抗等の容量抜けや劣化による設定値ズレ辺りかなぁと思いながら、メンテナンスマニュアルの部分やブロック図、回路図と睨めっこしてみました。


これが、AGC部分の詳細系図になります。
どうやら、ここの調整ポイントとしては、VR1の20KΩが、AGCの時定数の根幹を司っているようです。
まずは・・・、各部品を目視して問題無さそうであれば、
ここを触ってみてからと思い、開腹手術に入りました(^^ゞ


目的のAGC回路部分を検討付け、
VR1も発見、関連部品については目視上では特に問題ないことを確認しました。

んでもって少し周辺のディバイスを触ってみると・・・
でました、でました!!同じ症状(@_@。


でもまぁ~あちこちイジル前に、先ずは調整ズレもあるしなぁ~と思い、
VR1を少し触ってみたら、ほんのちょっとの変化で、正常なゲインになり、受送信も特に問題ないことがわかりました。

そっかぁ~、これがズレてたのかぁ~

そんな感じで、VR1の再調整を実施(ホントにほんの少しだけ回すだけで)、
正常な状態に戻りました。

はぁ~、なんだぁ~これだけだったのかぁ~(^^;
なんだったんだろう、あの相手が聞こえない試練のQSOの数々は・・・。
もっと早くやっておけばよかった!!

そんなわけで、無事に修理(というか調整)完了(^^ゞ
SSBもCWも問題なし、FMもOKでした。

これで無事に今年は社内コンテストやQSOパーティにも安心して参加できそうです。
この無線機ももう相当な年代品になってしまいましたが、
スプリアス確認も終わり、まだまだ現役です。

受信感度がスコブル良いので、大切に使っていきたいと思います。
(なんたって、お陰さまでこの機種特有の2重ボリウムの問題は発生していません)

さて次は・・・
1.9MHzの自宅アンテナの設営と実験です(^^ゞ

2020年12月20日日曜日

1エリアAMコンテスト・ありがとうございました(^^ゞ

こんばんは、みな様お寒ぅございます。

今日は年末最後のコンテスト「1エリアAMコンテスト」でした。


今年も沢山の局長さんが、固定や移動先からQRVされていまして、
圧倒されちゃいました。
特に今年はコロナ過もあってか、全体的に各コンテストへの参加局も多いですよね。
今日も多かったかのな???、どうなんだろう・・・


毎回、年末のご挨拶も兼ねて!?
このコンテストも楽しみにしていまして、併せて毎年何かのコンセプトを持って参加しています(^^ゞ
以前はRX-601での参加、自作機での参加、
昨年はFT-690・QRP(0.5W以下)+4エレHB9CVでの参加(※)、
そして今年は、夏に新調したIC-7300からの参加でした。


やはり、コンテストの実践では、
リアルタイムのスペアナが有るか無いかは、とても影響大きいと思います。
昨年までメインだったFT-991(無印)では考えられない運用ができますよね。
特に予備に回った時・・・。

今日も、10時の開始から呼びまわりから始めました
移動先なのでロケーションが良い場所だったら、CQランニングでも良いのですが、
自宅固定からだと、どうしても受信できる範囲が限られちゃいます。

併せてバンド内あちらこちら、CQ出す隙間もないくらいに「密に」(^^;
からすると、飛ばないCQingより、最初は聞こえる局を片っ端から追っかけ、呼びまわった方が効率化良いのかなって!!

また、今日はいつもお世話になっているローカル局、移動運用局、勉強会局・・・
年末の挨拶も兼ねてのコンテスト、のんびり楽しみました。


このコンテストは、電子申請(メール)はありません。
紙でのサマリーシート、ログシートでの郵便提出です。

早速、印刷して封筒に入れて、提出準備完了。
明日、郵便局から発送しようと思います。

※そうそう・・・
併せて長くネット発表されていなかった昨年の結果が主催者Webページで発表されていました。
が・・・・あれっ!?
確か昨年は「QRP(0.5W以下)」部門で提出!!したはずが・・・。
結果には、1エリア内の固定局部門での参加&カウントになっていました(@_@。
実際に昨年当時の提出ログデータにもQRPでの部門記載になっていました。
(ただし紙に印刷して、実際に提出したサマリーのコピーではなくて、紙に印刷する前Ctestwinデータ、よって紙に印刷され実際に提出されたサマリーに実際何て印刷されて提出されたかの確認まではできず)

まぁ~、実際にはもうだいぶ前にコンテスト結果は発表(希望者郵送)されて、確認されていたうえでの今回Web記載かと思われるため、今となってはもう訂正願いも聞かず・・

ちょっくら残念ですが、しょうがないなぁ~と、
今回提出の内容は、サマリーに穴が開くくらい確認してから封書封をしました(^^;

得点で当てはめると、
QRP部門では2位に滑り込めた感じでしたね。
順位には反映されませんでしたが、だいたいの設備能力が分かったので、それはそれでよかったかなぁ~と思います。

さてっ、来年はどんなスタイル・コンセプトで参加できるかな!!
また1年、頑張って参りましょう(^^ゞ

今日もFBな交信頂いた各局さま、ありがとうございました。
まだまだコロナ過もあったり、ぐっと一気に今年も冷え込んできました。
良い年末と新年をお迎えくださいませ!!


明日からもまだまだ私はお仕事です。
年末も、ハリキッテ参りましょう。

晩秋の生田緑地

今夜はPhotoギャラリー

晩秋2020年、生田緑地の紅葉華です。


奥の池(民家園・奥門)近くの大紅葉です。


77mmで狙ってみました。



此処は、紅葉のためのライトアップしている訳ではありません。
全部、普段の歩道や公園の照明だけに照らされた紅葉になります。



カメラの目で撮ると、明るく見えちゃいますが・・・
実際にはもっと暗く感じます。
もし夕方から夜、訪れることがあったら、必ず懐中電灯やライトを持参されることをお勧めします。足元悪かったり、階段も沢山あるので、きっと役に立ちますよ!!



岡本太郎美術館前の公園です。




紅葉だけでなく、こんな影絵遊びも如何ですか(^.^)/~~~










夜の公園で
のんびり、晩秋の静けさを感じましょう。




撮影2020年12月13日
寒くなりましたね、コロナ過のなかではありますが、
御体ご自愛ください。

2020年12月2日水曜日

あれぇ~~いつの間にか・・・

 いつの間にか・・・


コンテスト周波数(既に~)変わってた(@_@。

移動用兼コンテストの自作アンテナ、基本SSB用に全部合わせて作ってあるんじゃ~

だから、新しい周波数(CW)では、少し伸ばして同調点変えなきゃなんだけどなぁ~

(というか・・・以前の周波数に戻ったと言えば、それまでなんですが)


もちろんね、周波数変える意義は分かるんだけど・・・

もう少し、変え方あるんじゃないの???

ちゃんと、みんなの意見集約したのかなぁ~、コンテスト時間もそうだけど・・・。



そして、そうも簡単にぃ~いきなり変えないでよぅ~~~~

それって、どっかの会社とやってること同じじゃん(T_T

もうちょっと、議論してからでも良かったのでは???


う~ん、こまったなぁ~(@_@;)

コンテスト用(CW)と、移動運用(SSB)用と、、、アンテナ調整どうしよっかな・・・。

2種類の放射エレメント作るかなぁ~、それとも、お鬚付けちゃうかなぁ~

その方が、運用や調整楽かも・・・ね。

2020年11月29日日曜日

IC-910Dの外部SP端子の修理

前から気になっていた、IC-910の外部SP端子を修理しました。

実は譲って頂いた時から、外部SPを指すと(メインの方にね)

聞こえたり、聞こえなかったり、、、明らかに接触不良的な症状が発症!!


ずっと、SP側の3.5φ端子側や、その端子の錆び等による接触不良かなぁ~

と思っていたのですが、、、、

先日の東京UHFで聞いていて、突然聞こえなくなったりをあまりにも繰り返すため、

SP側端子の錆びを落としたり、端子を磨いたりしたのですが、一向に良くならない・・・。


これはもしや!?

本体側のジャック部品そのものが、基板から浮いている!?

半田にクラックが出来ている?、半田がはがれかけている・・・・などなど、

だんだん、これは本体側のジャックが原因だーーーという確信になり、


急遽、緊急開腹手術という手術修理を実施しました。


数多くのネジを外し、フィルター等が付いている基板にアクセスします。
目的のSP端子は、どうやら基板に半田付けされているようで、
状況確認や再半田するためには、一度基板をひっぺがえず必要があるようです。

これが結構めんどい(T_T)/~~~

さてっ、、、
もう、ひと触りした瞬間、グラグラぐらと・・・
問題のSP端子が、まるで乳歯が抜けるような感じで基板上で動きました。
~やっぱり、半田がちゃんと基板と付いていないようで、
これが、問題の原因ということが分かりました。

赤丸の部分、
メインのSP出力端子です。
そして、修理として再半田処理を行い、基板へガッツリ取り付け直しました。

参考・忘備録で、
この基板をひっぺがえす為の外すべきケーブルやコネクターのサンプル写真を載せます。
赤丸が取り外す部分です。

特にこちらは、壊れやすいフラットケーブルですから、
十分ご注意ください。

そして、、、
間違えないよう、元通りに組み直して、早速SPを問題のメインSP端子に繋いでみました。


以前は、少し端子を動かしたり、衝撃与えたり、SP自らのケーブルの重さなどで、

接触不良による無音がたくさんあったのですが、、、

今回は、全く音の途切れもなく、とても良好に音声を外部SPでも楽しめるようになりました。

さてっ・・・

SPも治ったし、次のコンテスト!???

あれっ!?次のコンテストって6m(T_T)/~~~じゃん。


ともあれ、これで受信はしているけれども、

音声が全く聞こえず、交信に支障がでていた件は解消されそうです。

道志村・キャンプ移動!!

本日はもういっちょ!! 先日行った、道志村キャンプ移動のご報告です🏕 既にアップしているとおりの、今回の三大目標!! ①紅富士をカメラに収めたい!! ②自作6m 3エレデルタループアンテナの調整と実践 ③いつもの焚火キャンプ🏕移動運用 先ずは紅富士・・・朝5時半過ぎ、綺麗な紅...