こんばんは、、、
先日無線機として無事復活した「AZDEN PCS-5800」ですが、
かなりの頻度で、音が出ない!?・・・そのうち原因としてスピーカーボリウムのガリが原因であることが判明し、VRの分解掃除又はVR交換を考えておりました。
該当のボリウムは、ALPS製の10KΩA型、しかも細~い、ちょっと特殊なパーツが採用されておりました。まぁ~無線機などの製品版としては良く見るタイプのボリウムですが、
密閉型の結構(分解したら、その後が大変!?、復活できそうにないかも・・・)
という超小型&専用基板の組み合わせ(まぁ無線機パネルのパーツとしてはよくあるパターンの代物)、
ということで、似たようなボリウムパーツを探し、交換を企てることにしました。
そこで、探し当てたのが・・・
同じALPSのRK097シリーズ!!
(秋月電商で扱っていました@250円)
なんと、ボリウム自体は全くと言っていいほど同じ大きさ、ただし!?
ボリウムツマミの軸径、取り付け軸径が違う(^^; 一般的なφ6mmもの、取り付け部はφ7mmと一回り大きいのです。
ならばと・・・(^^ゞ
軸を削ればイイんじゃねぇ~~~~!!!
ということで、元々の無線機パネルに付いていた「ボリウム・ツマミ」軸に合わせて、
φ6mmから削る事にしました。
様々なやすりを手に、アルミ粉まみれになりながら約1時間強!!
どうでっしゃろ!?
イイ感じに、細くなりましたよん。
無線機純正のボリウムツマミも、無事ちゃんと入るようになりました(^.^)/~~~
更に今回は、
ボリウム固定用の軸の大きさも、若干異なるため、
無線機本体のシャーシー、ボリウム取り付け穴の拡張もリーマーを使い行いました。
なんですが・・・、ご覧ください。
左が外したオリジナルのボリウム(今回ガリオームになっちゃっていたものです)
右側が、今回購入したALPSのボリウム(SW付き、10KΩ/A型)
そう・・・今回購入したものは「2連ボリウム」なんですね。
手前3ピン端子が、それぞれボリウム(可変抵抗器)の端子、奥の2ピンはスイッチ端子です。
純正はオーソドックスな1回路のボリウム、
結局、元ある基板に2連目のボリウム端子を折り曲げることで、若干の穴ズレはありましたが、ほぼほぼ問題なく、ボリウムの交換(入れ替え)をすることができました。
2連目も・・・端子を切ってしまっても良かったのですが・・・
万が一、またガリオームになるようでしたら(設計などでねDC通っていて・・・ガリオームしやすいとか?)その回路へ変更して再利用できるようにと、端子は切り取らないで曲げてボリウム本体と基板の間に収めながら、各端子の半田付けを行いました。
最終的な結果じは、ばっちりと!!
無事にガリオームは治り(そりゃ交換だからね(^^;
受信音も全くストレスなく、聞くことやボリウム調整もできるようになりました。
しいて・・・言うなら!?
補足削った軸がやはり「完全なる真ん中」ではなく、若干のズレがあるためか、
全て組み立てて、ボリウム回した時に、どうしても引っかかり・・・当たり!?
があり、、、
少しだけ力づくでボリウム回さないと最大にならない(堅い)
という事がありました!!!が!???
まぁ~、ガリオームで全く音も出なかった代物からすると、
修理大成功で、これで本当のいっぱしの無線機に復元することができました。
最後に、、、
此処まで開腹したので、周波数ズレなどの調整、出力も規定値へとPAの調整を行いました。
これで、本PCS-5800も全部の基本仕様で無事復活することができました。
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