2012年6月11日月曜日

ビリビリの一日^^; TS-530修理編

おはようございます。
昨晩のウチにUPしようと思いましたが、完全に睡魔に襲われ昨晩はバタン休でした。

さて・・・昨日は、またまたTS-530の受信フロントが飛ぶ案件が発生しました。
(まぁ~直前まで問題なく動作していたのですが、アンテナをアースに落とす切り替えを忘れ、超近接アンテナが繋がっている状態で周波数は違えど、FT-101で普通にQSOしてしまったのが原因なのですが・・・)

自然故障というよりは、毎回、あっ・・・やっちまったTT)
といった感じでしょうか。

全バンドにて、自分のマーカーも含め、ほとんど受信できない状態でした。

まずは、RF基板のANTコイルから、1.9MHzのコイル(おそらくこいつがショートしたのが原因)を抜き取ります。この機体はこれで2度目でした。

このRF基盤、結構メンテナンスが大変ではあるのですが・・・(バンド切り替えSWが絡むので簡単には外れませんね)
裏のAF基板をはずし、シャーシについているアルミを板を外すとご覧のようにRF基板の半田面が出てきます。

 抜き取った、フロントのアンテナコイル(FCZの1.9MHz)です。
(この機体は2度目の修理です)

 テスターで計ると、すべての端子に導通が認められます。
つまり・・・アンテナから入ってくる受信信号が、このコイルによって綺麗さっぱりアースへと落とされてしまいます。無論・・・受信信号は何も聞こえてきません!!
 交換用のFCZ1.9MHzコイル
そうですね!!もう皆さんご存知のとおりでFCZはコイルの生産を昨年終了してしまいました。
もう後は残る在庫のみの保守しかできません。

ウチにも若干の在庫確保を行いましたが、そんなに個人が大量に在庫を持つことはできませんね。今までであれば外したコイルの残骸などゴミ箱行きなんですが、今回は外したコイルも大切にとっておき、巻き数比を調べてコイルの修理も頑張ってみましょう!!
 真ん中がちょうどコイルの裏側です。
もうある意味、常連の修理箇所となりました。
 ついでに、すべての箇所の清掃と、調整を行います。
 調整はこのようにしてやると便利ですよ。
 ご覧のとおり、ちゃんとマーカーでSメーターも振るように回復しました。
いやいや気付けなきゃですね。

 さて、今回は修理箇所の資料をUPしましたよ。
FCZのコイルを3P側の真ん中を切断します。
基板にも3Pと2Pのホールがあるのですが、FCZコイルを代替とする場合は、基板の穴数とは1次側2次側を逆に取り付けます。
つまり・・・3Pあったもの(中Pを切断)したものを、基板の2P側にして取り付けるということです。
間違って反対に入れると、一応聞こえることは聞こえます(アースはされていませんので)ただし、
調整の際にコアをまわしても、まったく受信感度は変化せず調整ができないと思います。
こんな現象だったら、コイルを一度抜き取って、1次2次側を反対にして再度取り付けてみてください。
実は・・・・
ことのビリビリはこの修理が終わってから始まりました。

調整も無事終わり、まずはメクラ板(シャーシ板)をはめる際に・・・・何度やっても触れてしまい、ビリビりびりTT)
さらに、RFリレーも一応チェックしておこうと思い、ふたを開けるまでは良かったが、メンテが終わりしまう時に、うすうす分かってたけれど、RFファイナル基板には高電圧が残っていたようで、そこでもビリビリびりTT)

結局、軍手はめて・・・パチッぱちっ放電させて、気合で元通りにして終了です。

暑い時期とシャックで汗ばみながらの作業もよくなかったなぁ~
結局、久しぶりに5回くらい感電して、目が覚めて修理完了です。

以上、ご参考くださいな!!

さて、今週からは大きな仕事が始まりますよ・・・頑張りましょう\o^^o/

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