2012年1月8日日曜日

今日はFT-101のクリーニングだよ!!

こんばんは、3連休ですね。
しかし・・・なんか調子がイマイチな毎日、生活時計が狂ってしまってお正月呆けなんですかね・・・。

そんな訳で、今日はここ最近電源を入れるとクーリングファンから異音がするようになった我が現役DX機「FT-101ES」のクリーニングを実行しました。

一応、年に数度を目標にメンテナンスと保守を実行している愛機FT-101Eなのですが、意外と毎日電源を入れて実践でつかっているためか、ファイナルのクーリングファンのおかげで内部に埃がどうしても溜まってきます。
わかってはいるものの・・・なんか、不調が出ない限りメンテナンス実行までにはなかなかたどり着かない物・・・そうですよね、自宅のデスクトップPCなんてもそうじゃないですか???

開けてびっくり、埃の山・・・、今回も発端はこのファンに埃が溜まり、異音がするようになったもの、これも甘く見ていると、だんだん軸が削れて取り返しの付かないことになってしまいます。
だって・・・既に保守部品なんて無いんですもの・・・。

 無論、高圧の掛かるファイナル管もこのとおり、真っ白に埃化粧の状態。
6JS6C東芝グリーンベルトです。お陰様でまだまだ球は元気ですよ。

さて、問題のファイナル用クーリングファン・・・純正品です。これって、ファンBってやつですかね。
本体から取り外して、簡単に清掃の上、さらに分解していきます。
モーターの分解ですよ。
モーターコイル軸を外しました。

 これが、コイル軸の部分です。
これをアルコールで拭きふきし、綺麗にします。
何処かで読んだことがあったと思いますが、これに間違ってもグリースや接点復活材を付けてはならぬと・・・腐食のもと???
とにかく、詰まってる埃を綺麗に拭き取ります。
 羽の部分も綺麗にしましょう。
 再び、モーターをくみ上げたところ、
この時代のモーターはメンテナンスが楽で本当に助かります。
これが・・・寿命あるFT-757用のクーリングファンなんて、最近のモーターですから、簡単に分解できないのです。
昔、やはり異音がして、誰か・・・FT-757用のモーター修理をネット上で問い合わせしたら、昔がたきの匿名OMから「そんなのは分解して直すんじゃ・・・ホント最近の若者は成ってない!!」って偉い剣幕で怒られるコメントが届き、かなり落ち込みましたが・・・。

そう、この時代(FT-101の)の部品だったら、確かに何とかなるのですが・・・、やはりFT-757の時代(85年~90年ですかねぇ)からの部品については、さすがに大抵の事にはチャレンジする私でも、ちょっと考えちゃいますよね。

さすがに、マブチの小型モーターは幾らでも分解し、壊し、組み立てし、発電機作ったり・・・いろんな事はやっていますが、このくらいの時代のモーターになると、各部品は小さく、繊細で細かいし、すぐ壊れちゃうし、やはり一般人が自分の指先で小型モーターの細部までメンテナンスするには、そう簡単にはできないですよね。しかも最近は全部DCモーターですからね。
全てのネジを締めて、はい元通り!!

 綺麗になったでしょう。
 ついでにファイナル管の6JS6Cをチェック!!
すると、プレートに繋がっているプレートキャップと抵抗線がぽつりと半田事取れてしまいました。
こちらは慌てて修理、よかったよ~、運用中の高電圧が掛かっているときじゃなくて・・・ねぇ!!
どうですか、、、少しは綺麗になったの分かりますか???
実際には、各基板を一度抜いて端子をアルコール洗浄、部品等の劣化状態を確認して、今回は特に問題なし・・・
なにせねぇ~、もう35年???以上も前の無線機ですからね。
でも、凄いよね、、、そんな無線機でも今だに世界中の人々と交信できるんですからね。驚きです。
こんなアナログチックな無線機、今後も大切にして行きたいですね。
さて、再びシャックにセット完了で、電源ON
温かい音が底面のスピーカーから聞こえてきます。
そして、異音を感じることもなく、とても静かに且つ確実にクーリングファンは回り始めました。

さぁ~、貴方は明日からまた、まだまだ現役のDXerですよ!!

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