こんばんは!?本当は26日土曜日にガッツリやったお仕事だったのですが・・・、
気が付いたらもう27日になってしまいました(^^;
今日はいろいろやりました。
先にUPもした「TR851のAGC調整」、「1.9MHz釣り竿アンテナ調整&改良」、そして「VB-50のRF系修理」の3本建てでした(^^ゞ
1.9Mのアンテナは明日またあらためて・・・、
VB-50(KENWOOD)のRF修理を先ずはUPします。
このアンプ、実は受信が良くありませんでした。
受信はするのですが、、、丁度10~20dB程度感度が落ちるんです。
とある場所から、回路図を入手して調べてみると、
受信系は、常時FET(2SK571)のRFアンプを通じて、トランシーバーへ供給される設計。
併せてこのVB-50から本体のTR-50へ電源も供給しているのなら、常にVB-50の電源もONにしないと受信もできない。というアンプでした。
・・・・当時だから(1984年くらい
今だったら考えられないかもしれない設計ですかねぇ~~~、確かに1200MHz帯ですから、受信RFアンプはあって然りではあるのですが、せめてON/OFF(=アンテナとトランシーバー間スルー系統)は欲しかったかなぁ~と思いました。
まぁ~、コストダウンや当時はそれ相当の高周波領域であったことも、影響しているのかもしれませんが・・・。
終段も、近現代でしたらもうモジュールが一般的ですが、
この当時は、まだトランジスターでのRFパワーアンプとなっています。
NECの2SC3542と2SC3541の2段構成ですね。
これで約10W(公称)、実際には8W~10W程度でしょうか。
このアンプの症状は・・・というと、
◎まったく受信できない訳ではないが、明らかに受信感度が悪い。
直接TR-50にアンテナ付けた方が綺麗に強く受信できる。という状態。
◎RFゲインコントロールが、まるでATTつまみの様に感じてしまう。
◎それと・・・
おやっ・・・、このQ4に付いているディバイスって何???
回路図面を入手して、いろいろ調べてみると、
この場所のQ4には、VUHFのRF受信プリアンプ等では有名な2SK571が使われている・・・
はずでした。が、なんですか?この無記名のディバイスは・・・。
全く壊れている訳ではありませんでしたが、
結果的に相当足を引っ張っている状態の(約-20dB以上のロス)状態でした。
この2SK571・・・
調べてみると、まだパーツ屋さんでも在庫品の取り扱いを行っているようです。
約400円強@1個、
併せてYオクの出品でも、複数出品されていて、こちらは約300円@1個な感じでした。
結果的にYオクの即決で、300円@1個で購入し、今日無事に配達されました。
早速、怪しいディバイスを外し、メーカー回路図面にもあったとおりの、
2SK571に交換してみました。
どうもこのFET、足の長さの違いが製品にあるらしく(後で調べて分かった)
今回入手したFETのリード線は、ベリーショートの状態(T_T)
流石に基板に取り付ける部分、苦労しました。
だって・・・リード線部分が基板パターンに届かないんですもの(T_T)/~~~
もう、基板のパターンが壊れちゃったかと思いながらも、交換作業後に
電源ONしてみました。
お陰様で、煙なども出ず(^^;
ご覧の通り、RFゲインを上げて、フル電圧をかけ(受信FETにね)てみると、
程よく10~20dB程度アップしてくれていることが確認できました。
いろいろお話しや情報をうかがうと、
前オーナー(OB)さまは、よく中身をいじったり、改造もしていたようで・・・
納得の挑戦の姿を仰ぎ見ることができました。
しばらく受信テストや、別途IC910系等の固定局とも聞き比べしてみましたが、実用範囲内(というか、感度イイっすね・・・。これでまだまだ、活躍できそうですので、
修理や調整等しながら、末永くTR-50と共に愛用して行きたいと思います。
さぁ~明日は1.9MHzに挑戦です(^^ゞ
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