2025年8月7日木曜日

夏休み自由研究「C311修理」と当時を思い出しアナログSメーター自作

こんばんは、
チョイと遅れてしまいましたが、先週末のFDコンテスト、
皆さま交信頂き有難うございました。
えっと・・・
諸々準備万端だったんですが金曜日に身体を壊し、一時殆ど動けなくなっちゃいまして、
準備した移動運用用の機材を玄関からあと車に積めばよい!という段階で移動運用を中止。
「固定ステーション」での参加に切替えました。
幸い、土曜日夕方には大分体調も良くなり、翌日曜日も15時までフルで参加することができました。もちろん正直残念でしたが、無理してお山行って救急車や救助隊・・・なんて事は絶対避けたかったので、結果的には良い選択だったかなと思います。
次のACAGでは移動運用で参加したいとまた準備して行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

前置きがまた長くなってしまいましたが・・・、
そんなコンテスト終わりの日曜日夕方(実は移動運用前提で3連休でしたので)から、夏休みの自由研究!?として、ボリウムが劣化して音が全くでなくなっていた今では貴重な1200MHzのFMハンディ機、スタンダートのC311の修理再生に臨んでみました!!

ご覧ください。
懐かしの「サーマルスイッチ」方式のPLLハンディ機ですよ。
そして、なんたってかっこイイ!!相性も「pokekuro(ポケクロ)」です。
そう言えば、当時の無線機(ファイナルの真空管やTr、アンテナなんかにも笑)にはいろいろ愛称やあだ名的な皆がしってる名前ってありましたよね。

この無線機の症状ですが、いろいろ調べてみると受信系や送信系、また周波数精度には問題はなく(ビックリするほど状態良し)、ただただ唯一この機種(時代か?)の持病ともいわれるSW付き音声ボリウムの極度のガリ(というか可変抵抗の炭素被膜が完全に無い!?んでしょうね)SWをON一瞬薄ーく音声が出て、その後は全くの無音、最大に近い箇所で一か所音声出力がでるのですが・・・爆音で(笑)
流石にこれでは使えない・・・との事で、今回修理を試みることにしました。
 

ネットで検索すると、同じ持病症状で修理されている同型機の作業紹介ページが沢山見つかると思います。わたくしも今回参考にさせて頂きました。OMの皆さま有難う!!

簡単な話し、SW付ボリウムの交換になります。
ただし、この同じ型のパーツがあるかどうかが肝になります。

調べると、このボリウムは10KΩ/Aタイプの単回路SW付きです。恐らくですがアルプス製かと想像されます。んでもって・・・某密林では10KΩ/Aタイプが無くてBタイプは見つかりました。
まぁ~秋葉原のパーツ屋さん含め探しに歩けば良いのでしょうけれども、なにせ秋葉原まで行ってる余裕がありません。(先日も何年振りの勢い(笑)でしたしね。

意外と2回路(ステレオ)の物は結構あるのですが、1回路が見当たらず、
BタイプのVR特性を頭に入れ(まぁ~無線やるには問題ないんじゃない!)な発想で発注しました。安かったよぅ~2個セットだったし、配達も国内からすぐに届きました。

はて、ここからが本番です。
真ん中のグリーンがSW付きのVRです。上のはRITとツケルチの2重VE(こっちの方がかなり特殊で恐らく代替含め手に入らないでしょう。こっちじゃなくて助かった)

はて、このVRどうやって外そうか???
それと、代替VRはチャンと付くのだろうか???

そんな事を考えつつ、先ずはパーツ併せから
元の壊れVRに重ねてみたり、基板裏面での半田位置を確認します。
・・・そうもそのまま入れ替えができそう。さすがにこの時代のハンディ機はチップ部品も多く細かいTR、C、Rパーツが所狭しとびっしり配置されており、なかなか涙がでてきそうです(笑)しかし設計者はいつもスゴイなぁ~って尊敬しちゃいます。


代替品と並べてみると、、、そう軸が長いのに気づくと思います。
このままでは間抜けなVRつまみになってしまいますので、軸を切り長さをもとのVRと合わせます。

この切断作業状況は割愛しますが、、、
かなり金ノコとヤスリで30分以上手に鉄粉を飛ばしながら格闘しております。
(多少な擦り傷、切り傷の負傷も・・・笑
それでようやくできた完成形が此れです↓↓↓


カメラで撮る位置の関係と、パーツの配置位置の関係で「あれっまだ長いじゃん」と思うかもしれませんが、実はちゃんとパーツを基板に納めた場合には粗ほぼ同じ長さまで調整できております。

そこで次の難関です!!
恐らく今回の修理(単純にVR交換だけですが・・・)で一番難航した作業箇所かと思います。写真は格闘に勝利した後の写真です。

結果的には簡単に旧VRを外すことができず、他の同様の修理をされたOMも書いてありましたが、旧VRは壊しながらの部品取りという荒業で挑みました。

それなりの道具があれば、半田を除去し熱を掛けてVRのみ綺麗に外すこともできるのでしょうが、なにせ小型のハンディ機でしかも1200M帯ですからもうビッシリ部品が付いています。大いにあるのは修理するつもりで完全に昇天させてしまい復旧不可能なゴミにしてしまうことです。やはりこのご時世とっても貴重は1200Mのハンディ機、何としてでも確実な方法で修理しなければ・・・ということで格闘しました。


多少裏面のパターン剥がれや熱によるパターン焼損もありましたが、何とかVRの交換を終えて、二度目の修正チェックで音が正常に出ることを確認して無事修理完了となりました。
(一度目に蓋閉めて電源ONも、音がならなかった(笑)肝心な音声信号入力ラインのパターンが寸切れしてVRの中点に接続できていませんでした!!ちゃんと修正修正(笑)

その後、元通りに組みなおして無事完了です。
いろいろ触ってしまって、なにせ1200MHzのハンディだし周波数狂ってしまってないかと心配していたのですが、その後の測定器でのチェックでは全く問題ありませんでした。

【半田が温かいうちに・・・】
この時代のハンディ機には超小型なアナログ式のSメーター(RF兼や電池残量確認兼)が良く乗っていました。もちろんやはり便利でした。
その殆どが独自のメーター(ラジケーターのレベル)でした。

ただし実際のFMでの交信では(まぁ~2メーターや430など、
今でいう”59”という局よりは、”M5”(メリットファイブ)で良好に入ってます!!
なんてレポート送っていたOMさんも多かったように記憶しています。
そうSメーターは無線機には必ずしも必須では無かったんですね。

もちろんコスト的な部分もあったかと思いますが、
このC311(C211やC411 でしたっけ)の同シリーズでは「Sメーター」は省略されて内臓していませんでした(当然!液晶でもないので・・・笑
ただし、本体上部の外部スピーカー&マイク端子の横に”Sメーター”端子なるものが(φ3.5mmのモノ)あり、「Sメーターが欲しかったら、ユーザー皆さんで是非作ってみてください」というのが取説に記されたスタンダートからのご案内でした。

事実、取説にもSメーターの作り方の回路図などサンプルが載ってましたし、
当時の記憶では(ハムフェアーだったかなぁ~)「自作Sメーターのコンテスト」開催されていたのをしっかり覚えています。それほどにユーザーとメーカーの繋がりが今よりも近かったんですよね。先の無線機愛称の一般公募なんてもあったし・・・。

ってな感じで、早速作ってみました。


メーターはジャンクお宝箱にあった、小型のラジケーターです。
取説では200μA程度のラジケーターを使ってくださいねとありますが、このジャンクメーターはどれくらいなのかは分かりません。
でもまぁ~イイか(笑)、Sメーター自体は目安ですし、あまりにも信号が大きすぎるばあいには抵抗抱かせて分流すればよいし・・・。
早速中身の指針表示部を自作して印刷、メーターに合わせ切り取ってセットしてみました。

早速稼働テスト!!
っても、、、この日はもう夜遅く、だ~れも1200MHzFMに出ているOMさんは居らず、
実際の稼働確認は後日になってしまいました、が・・・結果はとっても上手く行きました。

なんか手作り感満載状態ですが(笑
同時のラジオ少年たちは、こんなお手軽自作にとっても楽しかったのを久しぶりに思いだしました。

貴重な1200MHzのハンディ機、
サーマルスイッチ式で、かなりアナログな操作ではありますが、
まぁ~1.2GHz帯バンドと同様に、のんびり操作も楽しんで無線に出られる時間を楽しみたいと思います。

<追伸>
Sメーター制作、ちょっとドはまりしており(笑
様々な今入手できるアナログメーターを改造して、他にも何種類か外付けSメーターを作ってみたいと現在計画進行中です。おもろいの出来たらまたご紹介させて頂きますね。

2025年7月31日木曜日

ALL JAコンテスト結果でましたね。すぺしゃるTnks

こんにちは、

昨日ようやく今年4月開催のALLJAコンテストの結果が発表になりました。
今年は新しく自作6エレ八木に木材のブームでこしらえた(追い(笑エレメント1本追加し、無理くり7エレ化に挑戦し参戦しました。


結果は、
C50Mで全国2位(関東2位)でした。
2025 ALL JA コンテスト結果

なかなかこのコンテストの6m部門で上位狙いは正直難しく、
なんたって6mマンのトンデモナイ技術や設備、知恵&知識を自由自在に扱う大御所OM達がわんさかいらっしゃるので(笑)
毎回、私の様な(木でアンテナ作って参戦!?なんて阿呆ぅな若輩者が・・・)入賞できるなんてもう夢の様です。夢かもしれませんが、、、とりあえず一生懸命「臭い」と言われながらもベランダで木のブームに「ニスを塗る」作業も報われたかなと思う次第であります。

本当に弱い当局の信号をキャッチ頂いた全国の凄耳持ちのOM皆さま、
交信頂きまして有難うございました。


しかし、
マルチ取りは難しいですね。
分析すると(勝手に過去数回比べただけですが・・・笑)
3エリア、2エリア局のマルチ取得数がもう関東局の倍に近いくらいになっているんですよね。
ビックガンなOMさんはこの際どっかに置いといて・・・

少なくとも7エレや6エレ程度のアンテナで持って関東各地へ移動運用という形で参加している局を比べると、やはり関東各局とも関東で取得できるマルチ数は23~25前後が多く、
私個人な感想を述べると・・・北海道は部分的、九州も部分的(主に南部)、北東北は難しく、北陸や中国地方は移動場所によるけれども基本交信自体がムズイ(入ってこないor聞こえて応答しても反応が無い=こちら側の電波が到達してない?)。
今回もEsではなく、スキャッターで交信できる時間帯が何度かありましたが、やはり全国が聞こえてくるということは無く、とっても限定的且つ短時間で複数回な感じでした。


まぁ~私の受信能力や交信技術の未熟さも相まって・・・、
まだまだなかなか上位狙い(マルチ40台超え)は難しいですね。

移動場所の選定、RF受信アンプの丁度良いレベルでの上手い使い方、アンテナの方位調整等々、今後もじっくり研究していきたいと思います。


さて、明後日はFDコンテストです。
関東には台風9号が絶賛大接近中ですが・・・笑
(なにもコンテストに合わせて訪日しなくともイイのにねぇ~まったくもう)

何処かしこからの移動運用での参加をまだ諦めておりません。
明日辺りからお天気状況をみながら、移動をしつつ台風が落ち着いたところで設営、なんとか2日(土曜)21時FD開始に間に合わせて電波出そうと思います。
(場合によっては、、、日曜日だけかもしれませんが)

安全最重視で挑もうと思います。

どうぞ、聞こえておりましたら交信宜しくお願い致します。
あらためまして、ALL JAでは交信頂きました皆様、有難うございました。
この週末、またお空でお会いしましょう!!

2025年7月28日月曜日

神奈川三部作、今年はゲットできました😊

 こんばんは、

先程最後になったフォトコンテストの結果が発表されました。

今年の密かな目標(その①)だった、
「神奈川三部作」全コンテストでの入賞を初めて三冠達成という形で☺できました。

コンテスト結果 :: JARL かながわ/一般社団法人 日本アマチュア無線連盟神奈川県支部

☆神奈川非常通信訓練コンテスト(4月開催)
 :優勝(1200MHz部門)

☆神奈川コンテスト(6月開催)
 :優勝(50MHz電信部門)

☆神奈川コンテスト併設SNSフォトコンテスト(6月開催)
 :XD部門 第一位
jarlkn.info/application/files/8817/5375/7500/25AKPC_kekka.pdf

神奈川はじめ、関係みな様、ありがとうございました。

来年も頑張ります(の前に今週末のFDコンテスト頑張ります)
台風も来ておりますが・・・。






本当はもう遠い東方の海上へと抜けているはずとおもっていた台風9号、
どんどん関東へ向けて突進してくる予報に変ってきております。

今後の台風の進路次第では、、、
いろいろ当初予定より大幅な運用変更も出てくるかと思いますが・・・、
この週末は、何れかのバンド・モードで安全に移動運用又最悪は固定からFDコンテストに参加する予定でおります。

みな様との交信を楽しみにしております。
とっても弱いかもしれませんが、信号が聞こえておりましたら是非宜しくお願い致します。

2025年7月27日日曜日

FD準備と東京コンテスト・有難うございました。

こんにちは、
今日も窓外日陰にぶら下げた寒暖計は36度を指しております。

みな様、暑中お見舞い申し上げます。


もう7月も終わり、いよいよ来週末8月はFDコンテストですね。
そろそろ準備しなきゃ、って思いながらも今週末はいつもの「充電祭り」をしております。

今回は去る6月、とある身内主催オークション会で入手したFSP伸縮ポールを実践で活用させるべく準備を少しづつやってきました(なにせ・・・金縮無銭家ですから(笑

6mポール(旧旧式?のフジインダストリー製)が7K、
タイヤベース(大きくて重い方)が某や○おくで5K、
そして最後の重要なアイテム「ポチっとな~~~」な伸びたポールを縮める時に必要な奴!!約1K


これがなかなか入手できず、
仕事の関係でショップにも行けず・・・、ようやく先日選挙終わりの臨時夜勤明けで秋葉原、富士無線の2Fへと(かなり具体的(笑)向かいました。

実は6月にポールを手にした時、一度1段だけ伸ばしてみたのですが、、、
なんとこの治具が無かったため上手く縮めることができず、結局二人がかりでマイナスドライバーで押し込んでようやく収納という状況になってしまい、改めてこの「ポチっとな~」の重要性が分かった失敗でした。
ので・・・何がなんでも入手しなきゃ~、これないとポール伸ばせないじゃん。

回りのOMからも、此れは2つ、3つ持ってるとか・・・聞くし、以前知ってるOMは移動運用地で紛失してえらい目にあった。
という言葉も思い出し「あ~もう一つくらい買っておくべきだったなぁ~」と後悔も、よ~く観察したら「これ簡単に似たようなもの作れる?」
ということで、6㎜の鍋ネジとナット、金属用接着剤(エポキシ系)を使って、もう一つは自作してみました。

結果、最初挟んでもストッパーがちゃんと押し込まれず収納できなかったりとチョット難儀はしましたが、金属用エポキシ材で押す部分の形を整えることで、なんとか使える範囲内になり(多分!?)次のFDは現場実践で(怪我しないよう・・・)使ってみたいと思っております。

さて、もうひとつ・・・

このお譲り頂いたポール、
よ~く見たら、ステーリング(ステーを貼るためのポール側のロープ固定リング)が1つしかなく、しかも一番下の下段(だから凡そ2m弱のところ)にしかありません。
あれっ、考えると・・・一番下段にステーロープ貼っても・・・。下は今回タイヤベースするしなぁ~あまり意味無いし、それより必要な処は上部上段の方しかし肝心な上部箇所にステーリング無いじゃん(抜けた?無くした?もともと旧タイプって無いの???。
100歩引いて、下段はロープ貼らなくともひっくり返りませんが(6mものだし)、ただ上部はロープで引っ張らないと強風等で煽られたら全体的に直ぐにひっくり返るぞ!!

そこで、、、無い頭の脳みそフル回転(笑
結束バンドで、パイプ固定治具で、針金で・・・なんて考えた結果、そうだロープ?
ロープで上段からズレ落ちない程度に、しかもポールは自由に回転できるほどに少しだけ大き目に輪っかを作り、その輪っかに3方のロープ掛け穴を結束バンドでガッツリ固定して作ってみました。
さらに、
このポールは旧型(の更に旧型?)なためか、まともに緩んで収納時など落ちてくると確実に「指まめ」「手まめ」を作る凶器に変ります。
最新のポールは一番下へ落ちた(収納した)としても、ポール底面にスプリングが設定されており、指や手を挟むことは無くなったそうですが、こいつは確実に攻めてきます。

であれば・・・最初から全部縮みしない設計(設定に(すれば良いんじゃねぇ~
ということで、結束バンドとゴムテープでもって、予め浮いた状態で止まるよう改良改造の準備をはじめました。
(↑写真、結局、結束バンド2(本)段分のポールは下には下がりませんが、
その分、ケガ人は極端に減らすことができるでしょう。


ロープリング完成図、
こんなイメージで本体ポールの最上段に取り付けます。

重量級のアンテナ群を上げるOMさんだったら少々物足りないかとは思いますが、
私の様な7エレ自作でも重量は1Kg程度しか重量が無い軽さ環境での使用を考えていますので、この程度でもあると十分に効果が発揮できるのではと思います。

さぁ~これらの重要アイテムを持って、
肝心なアンテナを忘れることなく、来週末のFDコンテストには趣旨である「移動運用
」を中心に積極的に参加しようと思っております。


話し変わり、

5月3日開催の東京コンテストの結果が発表されました。
局数得点はどうしても(場所柄)伸び悩みですが、マルチは比較的広範囲に今回上手く取れたので良かったと思いつつ、、次回以降の対策を練ろうと思っております。

交信頂いた各局さま、ありがとうございました。
引き続き!?来週のFDもどうぞ宜しくお願い致します。

2025年7月19日土曜日

神奈川コン&非常通信訓練コンテスト結果、有難うございました。

こんにちは、
今日は7月19日(土曜日)で、土用丑の日です!?

おくらばせながら、4月開催の神奈川非常通信訓練コンテストと6月開催の神奈川コンテストの結果が発表されました。

JARL神奈川コンテスト結果

 おかげ様で、
神奈川非常通信訓練は県内1200MHz、神奈川コンテストは50MHzの県内電信シングルオペで、それぞれ優勝を頂くことができましたぁ~パチパチパチ😂

3年?4年???何年振り!?念願の(本業で(笑)入賞を頂くことができました。
みな様交信頂きまして有難うございました。


ここ最近は、神奈コン併設のSNSPhotoコンテストで入賞頂いての、
相模原ご招待!?頂いていて、毎年「本業が・・・本業が・・・(笑)」って言っていたのですが、今年は本業で伺う事ができそうです。

また、もちろん今年もPhotoコンにも出品させて頂いていますので、
結果が楽しみです(発表はもう少し後の8月半ば頃でしょうかね・・・)

神奈川県内って、なかなか移動運用場所が限られてくるなかで、
今回両方のコンテスト共、県内に限らず0エリアや7エリア方面とも広く交信して頂いたことで良い成績に結びついたのかなとも思っております。

来年もまた新たな移動場所、キャンプ地などを探してトライしてみようと思います。
(が流石に・・・大山山頂まではシンドイよねぇ~(笑)、山頂より参加されるコンテスターOMのみなさん本当尊敬します!!)

世の中は3連休ですが、
実は明日、わたくしはお仕事(そう選挙がらみです・・・😢)
従って今年のエスカルゴコンテストや横浜コンテストには参加できません・・・。
ちょっと残念なのですが、来年は参加したいなと思っております。
(だれだー3連休なか日に選挙きめたの・・・

次は是非8月のFDでお逢いしましょう。
宜しくお願いします。


2025年7月9日水曜日

6Dコンテスト・交信ありがとう(^^♪

みなさま、こんにちは。
先週末5、6日の6m&Downコンテスト交信頂き有難うございました。
今年も無事にフル参加できました。
(2年前のこの季節、まさかのコロナ妖精でバタバタやっていたのが信じられないです)

詳しくは書けませんが、
今回は(もともと)梅雨シーズンでもあり過去にゲリラ豪雨で発電機を何度も壊した経験から、来月のFDのことも有り、機材温存ということ+諸々諸事情もあり固定局での参加を決めておりました。
結果的には梅雨は何処ぞとのピーカン(東海地域までは既に梅雨明け!?状態)でしたが、
この酷暑を考えると、よほどの暑さ対策をしてからでないと本当にヤバイ気もしていて、結果的には涼しいエアコンが効いた部屋でのオペレートの判断で良かったと思っています。
(翌日の七夕も普通にお仕事でしたしね!!


はて、実際のコンテストは!?というと・・・・
開始早々、バンド内を聞いていたヘッドホンから人の声が!??? 

わからんけど、
超強力(&広帯域?)のCW音に合わせ、声が聞こえてきます。
例えると、SSB/CW帯で聞く、違法FM局の被りの様なダミダミ音の音声(何を言ってるかまでは分からないが、確実に人がしゃべっているのが分かる)

CW信号(その超強力且つ広帯域に広がりきっている・・・)音が無くなると、
当然「消える」


この写真は、その強力信号に応答している「相手」の信号。
この時は当然ダミダミ音声も消える。


実はコンテスト始まる土曜の午後、近所で良くコンテストでもお会いしているローカルOMとSSBでラグッタ時に、やはりこの混信の話題になり・・・。
「都会且つ地域ガラお互いに混信やノイズの苦労はありますよね・・・」
なんて言ってた事が脳裏に浮かび、あまりにもスゴイ混信なので「笑ってしまった」。

まぁ~結果的には6日の午後3時までこれは続くわけで、
今回超涼しい快適空間でのオペレートではありましたが、とてもとてもマイ耳DSPが鍛えられることになった久しぶりの洗礼と視聴クンレンとなった今回の6Dコンテストとなりました。

郊外やお山へ移動し、都内含む都会局の信号はとても良く聞こえるので現地から呼んでみると全く取ってくれない。いくら呼ぼうが叫ぼうが、アンテナ振ろうがなかなか取ってくれない事って意外と良く合って・・・はじめは何でかな?飛んでないのかな?なんて思ってた事良く合ったんだけど、、、都会で実際運用してみると、こんな感じで本当に呼んでくれる相手の信号が聞こえないんですよね。

なんで「NR?」繰り返すの???って思われるかもしれませんが、、、
コール上手く取れても肝心なナンバーが取れない。しかも何故かタイミングが合ってしまい(笑)何度も何度も送ってくれる丁度いいタイミングで「ぎゃーー~~ーー」って結局ナンバー聞き取れない事って本当に良くあるんです。

恐らくビックなGUNで確実に相手の信号を捉えられれば信号が浮き上がるのでしょうけれども、わたくし局のような弱小固定局ではなかなかシンドイんですね。

でも今回の6Dは、
土曜日夜から沖縄含めた九州各局が良く聞こえ、てっぺんを超える前には九州全県コンプリート、途中8も聞こえ、7も聞こえ、北東北がふわぁ~と聞こえ(ても交信ならず・・・

翌日曜は、午前中から北海道、九州が定期的に上がってくるEsで、決してガツーーンと強い訳ではありませんが、浮き沈みが大きいハラハラドキドキのなかで楽しめたかと思います。

とは言え、去年のスコアーは下回ってしまいました(涙
?去年なんで良かったんだっけ???を思い出せないまま、ログ提出無事に完了。

撤収と共に次のFDの準備をしながらお片付け、
来月FDはチャンと移動運用で参加したいと思っております。
場所はまだ選定中ですが、去年は44度の車内でコンテスト待ち時間に熱中症で死にかけたこともあり、、、今年は涼しいところがいいなぁ~~~。

是非、FDもお相手宜しくお願い致します。

2025年7月4日金曜日

6月、約20年ぶりの諏訪の旅路で

あれよあれよと・・・6月が終わり、
UPする前に7月になってしまいました(笑

しかも、明日は6Dです。ホント時の経過は早いですね!!

先月、軽井沢、高ボッチと長野旅してきた最終版、諏訪路の紹介を二つしたいと思います。


先ずは、片倉館の千人風呂
知る人ぞ知るここは温泉浴場なのです。

約20年と居れましたが、正直前回訪れた正確な時期を今思い出せません。
でも、当時のお風呂の様子、2Fの休憩場所でポカポカしながらの~んびり寝そべった優しい時間は今もついさっきだった様に覚えています。

そんな諏訪温泉、今回高ボッチで撮影を頑張った自分へのご褒美として、
絶対来てドップリ温泉に入ろうと思ってこの二日間頑張ってきました(笑
 
温泉入った後は・・・、
”とんかつ定食”です。
此処のお店も前回(20年前?)、片倉館のお風呂の後に初めて訪れ、こんなトンカツあるのか~~~とビックリしながら頂いた記憶と共に、今回旅路を検討する際に思い出し、早速Mapで調べてみたら全く同じ場所(~諏訪湖から20号を南下して、少し内側にカーブする辺り・・・)ドンピシャで変わらず営業されておりました。
「ロースかつ定食」です。


片倉館、大正~昭和初期ロマンの雰囲気を今に伝えるモダンな洋館
これだけ見たら、此処が温泉浴場だなんて誰も思わないですよね。


今でも定期的に蓄音機の視聴会が開催されているそうです。
SPレコードの音が響く館内、一度是非体験してみたいものです。


この日、諏訪に到着した頃にはまだ雲がどんよりで弱い雨が降っていました。
少し濡れながら、お風呂道具持って千人風呂へと・・・、
10時と共にキャンピングカーで訪れた”なにわ”ナンバーも横に留まりました。


もちろんお風呂での撮影はできないので、
もしご興味あったら、是非ネットで調べてみてください。
どっぷり立ったまま温泉に浸かれる湯量豊富な千人風呂で贅沢な時間を堪能できます。

そしてノンビリ天井高いひろい異世界な空間で、火照った身体を心置きなく休めることもできます。

私も前回訪れた時の風景をも思い出しながら、少し天井をながめつつ、、、
お腹が鳴り始めたのに気づき、、、最終目的地のとんかつ屋さんへと向かいました。

先ほどの初夏青空、
朝の天気が何時の事だったか忘れるくらい、外は空き渡った夏空が広がって、元気な太陽がジリジリ攻めながらお昼ご飯を早く食べ行こうと誘ってくれました。



どーーーーん
ロースとんかつ定食
です


おばちゃんが「ごはんは大盛?小盛り?」って聞くから、
えっ何のことって思って。思わず普通って答えたんんですが・・・。

「そうね、お肉大きいからね」という言葉を薄らとしか聞いてなくて・・・。

出てきたカツ見て、納得のとんかつでした(そして「普通」って言っておいて良かったと安堵笑)しかも、超美味いんです。もうもう涙ちょちょぎれるくらい・・・美味かった!!

是非是非、諏訪方面お近く行かれた際にはお試しください。
絶対に幸せになれると思います。


諏訪で元気を身体とお腹にタップリ頂いたあとは、
久しぶりに国道20号で甲府まで走りました。
道中、富士見町の入笠山への道、そして温泉よく入った道の駅では「ちょーなつかしい~」って雄たけびをあげ(笑)、白州の道の駅ではありがたき「白州の水」をボトルにタップリ頂いてきました。
共に二十~三十代ころ、毎年無線の移動運用やキャンプ、秘密基地開拓で通った土地です。

どこもかしこも、道中の国道20号さえも懐かしく、
久々に元気を頂いて無事帰ってきました。

此れを機会に、またこのルート毎年の周遊ルートにしても良いかも、、、

さて、明日は6Dコンテストです。
もちろんお空に出ます。
全国のみなさま、聞こえておりましたら、交信どうぞ宜しくお願い致します。
祈願強力なEs出現です!!

2025年6月29日日曜日

高ボッチ、6月ストロベリームーンと諏訪の宝石

もう明日で6月も終わりですが、
先日頑張って足を延した”高ボッチ高原”で捉えた6月の満月、
ストロベリームーンと諏訪の雲海写真をお召し上がりください😁

 
22時30分、それまでず~と雨と雲と濃霧に包まれていた真っ白の夜空が、一気に透き通り、諏訪から甲斐の国へと通ずる広大な雲海と、宝石を散らばした諏訪の宝石箱が綺麗に観えました。




八ヶ岳連峰も雲海から顔を出しました。


諏訪の宝石箱


日を跨いで深夜の扉が開いた25時すぎ、
素晴らしい夜空のショーは無事に終焉を迎え、再び深い濃霧の緞帳が降りました。

MFJ-4416B改造?改良!?の巻

こんばんは、
この週末、6mのコンディション良かったですね。
関東からでも土曜日は午前中8エリア、6エリア、4エリアが入感、土曜日は「オールJA1コンテスト」が開催され、昨年の繋がりで今年も6m部門だけ参加してみました。
おかげ様で、昨年より少しだけスコアーアップ!!
来週6Dの事前準備&調整が上手く行きました。コンテスト交信頂き有難うございました。
来週末のEsにも期待ですね。

さて、今日のお話しは先日安価でゲットした「MFJ-4416B」のお話しです。
キャンプ先や車旅行先での簡易移動運用好きなワタクシとしては(以前車からバッ直で移動運用時に電源取っていたのですが、回り込んだのか?調子越えてやってたら車側の電気系統を壊してしまった経験があり、、、)それ以来、完全に無線は無線用のバッテリー(鉛のシールドや最近は燃えない(笑)リチウム!)を使っています。

ただ、これらのバッテリーでのディープサイクル使用では送信時にどうしても電圧低下を起こしてしまいパワー効率が下がります。そこでDC/DCコンバーターを使うのですが・・・、
某ネットで安価で出ている中華製のものだとどうしてもノイズの影響を受けてしまい、特にHF帯ローバンドでは使い物になりません。フィルターを入れようがシールドを作たりもしましたが無線機にもよりますがやはりシンドイ。

某OMが手作りで出しているものや、今回のMFJのものは良さそうとの話しは聞くのですが、なにせ1台諭吉(古)が3人も4人も・・・というレベル、ホント憧れの装置だったんです。
しかも今となっては廃業したMFJ製品は全く手に入る目途は無し、
それがなんと、、、中古ですが、伊藤博文(もっと古(笑)が3人で手に入れることができたんです。

もう雲の上を歩く気分!?(なんやそれ・・・

ただ、改めてMFJ-4416B君を調べてみると「ヒューズが直ぐ飛ぶ」「送信中より受信に移った瞬間に飛ぶ」「ヒューズが内部で簡単に交換できない」「無理するとなかのFETが破損」・・・
との不気味な話題が検索で出るわでるわでWeb上に並ぶではないですか!!
そう、もう廃業してしまったMFJ製品としては「正規の修理」はできないんです。ということで、「知ってしまった情報・・・これは使う前にチャンと対策してからでないと実践投入怖くてできないなぁ~」

いつもの如く、前置きがなが~~~くなってしまいましたが、
早速この製品を末永く実践で使うため、早速「改良改造」をしてみました。

これが改造後の基板です。
見えるところでは、デカいコンデンサーが2つも乗っております(笑)


大きさはそれなりですが、作りはシッカリ・ガッツリのMFJ製品
今回初めて知りましたが、送信RFを検知してこのDC/DCコンバーターのON/OFFをする機能もあるんですよね!!想像するにコンバーターノイズをなるべく無線運用に影響与えなくするための工夫でもあるかと思いますが(受信時にOFFで変換ノイズ発生を止め、送信時の電圧低下防ぐため送信と共にDC/DCをONし電圧を13.8Vまで上げる)流石な仕組みですよね。
それもPTTから信号を取るのではなく(無線機によっては面倒)、一番簡単なRF(送信電波)を同軸で繋いでRF信号でON/OFFするなんて、普通考え付かないでしょう(笑)
設計者の発想力に感動ですよね。(RF同軸はT型コネクターで分けてくださいって(笑)素敵です。

今回取説も回路図に付属していたのですが、MFJ関係のWebがまだ有りまして、そこに回路図がありましたので早速追っかけて改造箇所の検討です。

ネット上の過去対策されたOMさんの情報では・・・、
・DC入力側の電圧の振れ幅が大きくなる(特に車の場合想定かも)場合、送信から受信時になる瞬間でヒューズ断=瞬間に大電流がながれるため。
⇒でもこれよく考えると、内部レギュレーションや平滑回路?コイル等からのバックサージ電流などは関係ないのかな???なんて思ったりして・・・。

・元々のFETの制御系の回路にミス設計?

・ヒューズを瞬断ヒューズではなく、少し緩めのヒューズ型サーキットブレーカーにして多少の瞬間サージでは溶断しないようにする。

等々・・・

それぞれの情報から、それぞれの対策方法を読み解いて「なるほどなぁ~~~」と思いました。(みなさん凄い!!)

そこでです。
じゃ~、思い当たるところは全部改善すればよくねぇ~~~か、ということで、
取り敢えず、

①「入力側へ電圧の変動やサージ電圧などから入力系回路(含む瞬断ヒューズ)を守るため、大き目のコンデンサーを挿入して変動を吸収、緩やかにしてみる対策。

②制御用のパワーFETへの思いやり!?として、諸々の周辺部分の電流の流れを調整して、パワーFETへの負担を減らす対策。

取り敢えず、この2点の改良対策を頂いて、実施してみることにしました。

パワーFETの基板裏です。
入手した図面では「MTP3055」の記載がありましたが、ワタクシの製品では「55N06」が搭載されておりました。規格的には一回り大きな規格のようです。


このゲートとソースの間に10KΩの抵抗を挿入、
また、制御IC(SG2525A)の出力P11、P14からゲートの間に数十Ω(手持ちで51Ω)、ワンクッション入れてみました。


こちらは入力側のコンデンサーです。
紹介では5600μF/50VをOMさんは入れていたようですが、なかなか大容量コンデンサーが見つからず(秋葉とか買い行けば良いのでしょうけれども・・・行ってる暇が😢)、またケースに入れられる大きさの制限もあるため、丁度手ごろで良さげなコンデンサー(2200μF/60V)がヤフオクで2個セットで入手できましたので、並列で入れ容量を上げて対応しました。


実際には彼方此方ガチガチ当たらないよう、
プチプチに巻いて、基板の隙間に納めました。


早速自宅からですが、移動運用に持ち出すシールドバッテリーに繋いで、実運用で運用してみました。約半日以上50W機に電源供給しながら運用してみてヒューズ含め、特に問題は発生しませんでした。
ワタクシの場合、供給電源の元が車両等ではないので(緊急時はありえますが)、まぁ~徐々にデュープサイクル利用で電圧が落ちて行く環境からすると、あまり問題は無いのかもしれませんが、まぁ~移動運用の場合は様々な予想外のシチュエーションってのがあるのも確かなので、気持ち的には最低限の対策ありで少し安心して現場投入できるかなと思っております。

もうね、MFJでは修理できないし・・・、
採用されているパワーFETも国内じゃ入手困難、規格から国内で代替え入手できるFETの目ぼしもつけとかなきゃ行けないなぁ~、なんて思いました。

次の移動運用から実践投入です!!


夏休み自由研究「C311修理」と当時を思い出しアナログSメーター自作

こんばんは、 チョイと遅れてしまいましたが、先週末のFDコンテスト、 皆さま交信頂き有難うございました。 えっと・・・ 諸々準備万端だったんですが金曜日に身体を壊し、一時殆ど動けなくなっちゃいまして、 準備した移動運用用の機材を玄関からあと車に積めばよい!という段階で移動運用を中...