2025年9月25日木曜日

2025年・夏の天の川アルバム(秋田・男鹿鵜ノ崎海岸)

鬼ごっこ男鹿の夜遊び・・・鵜ノ崎海岸

今年帰省のメインイベント(笑
先ずはご覧ください。

2025年8月27日 24時頃の男鹿・鵜ノ崎海岸
夏天の川です。

15㎜/f2.8/iso400/80sec アストロレーサーで撮影した1枚撮り、
このカットは現像で少し厚く処理しております。


既にご紹介したとおり、
今年は青森の他、男鹿半島で撮影横断を決行(笑

NHKのラジオ送信所(ガードレールからラジオが・・・)から、先の鵜ノ崎海岸・夏の天の川までガッツリ丸一日走り回りました(そうそう途中、移動運用もね!!

写真の寒風山にも2度上りました(笑


夕方、夕日を探しに入道崎から少し内側へ入った「八望台」へ
此処からは、戸賀湾と二ノ目潟越しの夕日が見えます。
戸賀湾も二ノ目潟も、元々”爆裂火口”なんです。とてつもなく大きな古の火山活動がこの素晴らしい風景を作ったんですね。

そうです・・・もちろん、
この日の夕日が沈む方向と時間はチャンと(東京に居る時から)計算してから向かいました!!それくらい今回気合がホンキ(笑)でした。

ただ一寸だけ、
常に熊にはビクビクしながらでもありましたが・・・(もち撃退スプレー持参)。
(半島内運転中、キツネやタヌキなどなどホント色んな動物とみらめっこ)
まぁ~そんな出会いもまた楽しい。
(皆さま、運転されるときにはスピード注意ですよ、いつ彼らが車道にひょっこり顔出すか、飛び出すか分かりませんからね、どうぞ行かれる事がありましたらご注意ください)


どうです?綺麗な夏の夕日、、、日本海に沈みゆく・・・ん?
沈むところは!?
・・・計算はバッチリだったのですが、この後雲に隠れてしまった事までは完全な計算外でした(涙、でもまぁ~綺麗な夏の日本海へ向かう夕焼けがおかげ様で撮れました。


夕日を撮り終え、すぐ寒風山へとこの日2度目の登頂を目指します(笑
実は、初めてかも夜の寒風山とそこから見る夜景は、


初めて知ったのですが・・・
夜でも展望台って回っているんですよね(多分、
だって撮影中、明らかに回っているような音が静かになった周囲に轟かせていました。


男鹿に来たなら・・・此処は外せません!!
ただ、夜中に来る人はあまり!?(いや、殆ど居ないでしょう)だって、真っ暗だから!

いやぁ~はじめ、夜はライトアップでもしているのかなぁ~くらいの認識で行ったのですが、見事にまっくらでした。はじめ気づかずR101号を通り過ぎちゃったくらい。

おかげ様で、ぶんぶんR101号を飛ばす車のヘッドライトに照らされ、
赤鬼、青鬼のなまはげ様のお姿(と星空)を無事キャッチすることができました。

さてっ・・・
お次はいよいよ本命の天の川撮影へ

男鹿市内から車で10分(なまはげ像から約20分)、
日本海のウユニ塩湖ともいわれる”鵜ノ崎海岸”に到着しました。

到着一発目で捉えたのが、この天の川です。
もう、刻々と流れてくる雲により数分単位で空の状況が変わっていきました。

信じられます?
2カット目がこの写真です(笑
完全に雲に隠れてしまいました(涙

これくらい、この日の天気は大きく変化、元々は雨予報であったこともあり・・・
結果的には直前で晴れに変ったのですが、前日は直ぐそこまで来ている前線(秋雨前線)が少しズレることで雨になったり、晴れたり、雲が多くまた風も強い一日でした。

完全に雨だったら、撤退していたかも・・・

その後、
雲の流れを見ながら、長時間露出のシャッターを切ります。
・・・本当は海岸沿いに少し寝そべりながらね。風も寒くはなく程よく気持ちい良い風が吹いていました。キャンプしている方もいらしたし、ケツがなかったのなら(笑、私もこのまま朝までずっと夜空向けたファインダー覗いていたんだろうなと、そう思います(そう行動してたと思います)。
それくらい、気持ちのより初秋の海辺の静かな夜でした。


このカットが最後のカットになるハズだったのですが・・・

この撮影の後、約50K近く離れた能代まで帰らなければならない事になっていたこともあり、撮影の終わりも23時”ケツかっちん”を自分なりに決めておりました。

まだ晩御飯もチャンと食べてなかったこともあり、撮影が終わってカメラ、三脚を車にしまってから猛烈に空腹になり、買ってあったおにぎりとサンドイッチを車内で食べました。

さぁ~帰る連絡をして・・・ふと外を見上げると、


何という事でしょう♪
先ほどまで海上に浮かんでいた雲はスッカリ無くなり、クリアーな夜空が広がり、
丁度天頂をクロスして南北へと延びる広大な天の川が見えているじゃ~ないですかぁ~~~。

少し慌てながら車から降り、
三脚をケースから取り出し、カメラを鞄からひっぱり、、、足を大地に、カメラを雲台に据えてシャッターを押しました!!

この写真が、その時撮った一枚です。


さっきまでの雲はなんだったんだろう・・・(笑)
3時間海辺で待った事も忘れ、ずっと空を眺めながらシャッターを切り続けました。


ああ、来てよかった♪
あぁ~待っててよかった♪♪
夏の男鹿半島・鵜ノ崎海岸・・・夏の鏡天の川
(某「TOHOKU Relax」にも紹介してあげたいくらいです(^^))


気づいたら・・・深夜1時を回っていました(笑)

追伸、、、
男鹿からの帰り路、これまたたっくさんの獣たちと夜道を楽しみながら(笑
無事帰りました。おかげ様で、熊さんにはお会いすることはありませんでした。





2025年・夏の天の川アルバム(青森・浅虫温泉)

ご紹介が約1か月近く遅れてしまいましたが(汗;;;
今夏捉えた、夏の天の川アルバムを2つご紹介します。

先ずは、青森県・青森市の浅虫温泉で捉えた天の川です。
撮影は丁度1か月前の8月24日、時間は21時過ぎかな、、、

今夏の帰省では、秋田から青森へと足を延ばしてみました。
浅虫温泉のワンちゃんも一緒に泊れるお宿へお世話になり、夜徒歩で国道4号線と青い森鉄道こ線橋を渡り、浅虫海釣り公園へと・・・

この時期は、丁度よる21時から22時頃で夏の天の川は天頂を通り南北へと広がります。
此処から南方向は丁度青森市内の方向、そう町の灯で夜空まで都会の光が飛び交っておりました。

でも、よ~く目をこすって(笑)凝らして夜空をみると・・・
居ました、少し東側から天頂へと昇るターゲットが、


これが、一番真上の天頂に昇った際に捉えたカットです。
どうしも、市内の灯りが強く天の川を少し霞めてしまいますが、今年一番の綺麗な天の川を撮られられたことに先ずは安堵(笑
・・・今回の帰省で実は初めて捕らえた天の川がこの日のカットでした。


どうしても・・・地上が明るい(涙
街中ですしね(笑

上手くカメラで捉えることが出来なかったのですが(力量不足・・・
撮影中、青森空港から飛び上がる飛行機や着陸する飛行機なども綺麗に見えていました。
目ではね・・・(やはり人間の目ってスゴイよね、あらためて!!


今回は、15㎜のワイドズームレンズ、
このカットは10㎜の魚眼ワイド(ですが元々はAPS用のレンズ)で撮影、

ちょっとの試しで、
200㎜レンズでも覗いてみました。
が・・・正直明るすぎて(空が)、天の川のどの辺りを狙っているのか、最後まで良くわからなかったなぁ~~~、中心部を狙ったつもりですが、やはり長球は難しい(涙


夜の青森港と街の灯り、

この日は、風も優しくとても静かな夜、
日中の暑さも落ち着いて、何時間でも海の香りを感じながら夜空を見上げられるくらいの時間でした。

湯ノ島、裸島方面の夜空、
真っ暗な透き通った星空と灯台からの灯りがちょうどいい雰囲気を作ってくれておりました。
これはチョットだけお試し、、、
赤外線処理してみました。


何時までも静かな海と時間がそこでは流れていました。

 

2025年9月23日火曜日

【秋田・青森帰省・あるばむ】道ばたアルバム

北東北を夏走ると、道端などでよく見る花です。
たぶん”ルドベキア”

此処は、青森・津軽半島
青函トンネルの本州側の出入り口です。
(まったく当初寄る予定無かったので、時間調べてなくて・・・、此処に到着した5分前に上下線とも北海道新幹線が通過した後でした・・・残念)

線路沿いには、コスモスも満開・・・
昼間はまだ汗だくな暑さでしたが、季節は確実に進んでるんですよね。


こちらは北のはずれ♪津軽半島・竜飛岬です。
東北では、
夏にアジサイが咲くというか・・・咲いた形でドライフラワー化している光景をよく見ます。このまま直ぐに秋がやってくるんですよね。

碑の丘から、日本海側は竜浜海岸(右)とアジサイの群生と竜飛風力発電所

竜飛漁港から帯島、
海の向こうに見えるは北海道は福島町や知内や木古内辺りでしょうか。。。

今回お昼(マツカワカレイ丼)を頂いたレストハウス、
奥には竜飛崎灯台が見えます。

ふと振り向くと、
かつて青函トンネル本州方基地があった最前線基地跡、
現在は、記念館や慰霊碑、青函トンネル斜坑線竜飛駅などがある地域です。

津軽半島からの帰りは、
日本海側R101号線、五能線沿いの起伏にうねる海岸線を南下します。
八森・鹿の浦展望所です。


藤里へと無事帰ってきました。
何時もはサルが居たりするんですが(その電柱によく親子で登っている・・・)

幼少の頃は、此処が毎日の遊び場でした。
釣りに、潜りに、焚き火に鉱石拾い等々・・・今思えば砂金取りしないなかったなぁ~と(笑)
この川の20km上流には平安時代より前から狸掘り跡があり後に大きな鉱山に発展、昭和の初期には3~5千人規模の鉱山の街があったそうです。
この地域まで鉱石を馬や人力で山道を運び、此処から船に載せ替えて川を下っていたそうです。そんな場所だったとうことを今年初めて知りました。

雪国田舎の夏の光景、
冬に使う薪ストーブ用の薪を夏の間、家の前などで乾燥させているんです。

こんなに大量でも、
一冬で全て使い切ってしまいます。でも暖かいんだよなぁ~~~
ちなみに、小学校の低学年の頃、教室では”石炭ストーブ”、確か3年生頃から薪ストーブになり、高学年になったころ石油ストーブに変った記憶があります。
なので、、、教室まで石炭や薪を運搬する石炭当番や薪当番があったんです。

峨瓏の滝(がろうのたき)
今回はモノクロフィルム(OLIMPUS PEN EE-3ハーフ)で撮ってみました。

例年此処の夏は周囲よりも数度温度も低く、滝から届く涼しい風とマイナスイオンがとても気持ちよく感じられる場所なんです。
ただ・・・同時に大量の虻(アブ)との戦いでもありますが(笑)

でも、今年もアブは一匹も居ませんでした。
昨年もそうですが、この数年は大量の夏の雨により、アブや蛾などの幼虫が流されてしまうのか、これらの虫たちにホント出会わなくなりました。

もちろん快適ではあるのですが、、、どこかそれはそれで不気味なところも正直あります。
でもね、蚊(ブヨではなくちっちゃい奴)は居ますので、夏時期に行かれる場合には対策をしっかりとです。

きっと、一日中眺めていられると思いますよ。
小さな折りたたみ椅子持参で、読書なんかも良いのでは・・・。


お近くへ行かれた際には、是非・・・寄ってみてください。

【秋田帰省・あるばむ】藤里編・奇跡の星空ワンカット

なんだかんだで、もう9月も後半戦で今日は既に「秋分の日」・・・
いか~ん、明日からは昼間の時間がどんどん短くなっていく季節じゃ~ないですか!!

今更感が抜けないかもなのですが、
先月秋田へ帰省した今年の天の川がとても綺麗に撮れたので、3回に分けてご紹介(笑
(本当は、なかなか・・・簡単に撮れないんですよ、お天気だったりお月さんの月齢だったり、数々の田舎でのイベントだったり(笑)


さぁ~先ずは、藤里町の実家前、玄関出て3歩で天の川シリーズです。


実はこの日もお天気は”雨”、8月25日の撮影です。
今年は2度チャンスはあったのですが、初日の23日は完全に豪雨のため撮影できず、
25日最終日のほんの30分程度の時間で撮れた星空になります。

夕方、小雨のなか近くの温泉へ行き、
暗くなっても天空は一面雲に覆われていました。

半場諦めながら、夜ご飯を頂き一杯、
お腹もいっぱいになった頃、様子を見に外へ出来たらまだ雲はありましたが、所々から少し晴れ間と天の川が見えています。

慌ててカメラ機材を準備、ろくな設定もせずにシャッター切ったのが一番上の天空写真。
流石にヤバイヤバイと、GPSを取り直しセンサー補正をし(数分の作業ではあるのですが、とっても長く感じた時間でした)、そして再び天に向けシャッターを60秒切ったのがこの天の川でした。右に映る光の流れは恐らく人工衛星ですね。

そしてもう一枚、
もう右下から次の雲が流れてき始めました。

そう、先のカットの60秒、カメラ処理で現像できるまで約60秒、
そして、また切ったこの写真の60秒、

この間トータル約3分ちょっと、なんです。


その後狙った写真が、此処からの写真。
もう低い雲がどんどん流れてきていますよね。


雲フィルター越しの天の川もなかなか美しいってことも確かではあるのですが(笑)
やはり、満点の星空はくっきりと雲は無い方がヤハリ良いと、永年星空撮ってきた本人がそう思います。

これがこの夜最後のカット。
この後、雲が全天を覆ってしまい星々は全く見えなくなってしまいました。

最近、地上の照明がLED多くなったためか、
雲が緑色に転んでいきます。この補正は本当に難しい・・・。
本当はこの写真、そのままだと全面で緑色の雲光が覆ってしまっていたのですが、なんとかこの程度まで補正してみました。
ホント、指ひとつで街頭を灯をOFFにできる、そんなスイッチが欲しくなっちゃいますよね。


ここは、幼少のころの我が遊び場です。


街の片隅に、
停留所名が消され時刻表が無くなり、
廃止されてしまったバス停が静かに永遠と来なくなったバスをいつまでも待っていました。

2025年・夏の天の川アルバム(秋田・男鹿鵜ノ崎海岸)

鬼ごっこ男鹿の夜遊び・・・鵜ノ崎海岸 今年帰省のメインイベント(笑 先ずはご覧ください。 2025年8月27日 24時頃の男鹿・鵜ノ崎海岸 夏天の川です。 15㎜/f2.8/iso400/80sec アストロレーサーで撮影した1枚撮り、 このカットは現像で少し厚く処理しております...