今日も、もうこんな時間なっちゃいましたね・・・
久しぶりの、ノンビリ日曜日と称して、QSL印刷、カード整理等々をのんびり、
なんて考えていたのですが、甘かったようです(^_^;)
朝方の所属クラブのロールコール後、TS-830のバンドスイッチをぐるぐるぐる
やっていたら、突然「バギッ・・・」という音と共に、クルクル回りだしてしまった。
そうです、中でバンドスイッチのファイナルBOXとRF基板との間にあるカップリングが割れたんです(TT
もう、このカップリングは有名なくらい・・・
熱と経年劣化と共に、大抵の中古無線機のカップリングにはヒビが入っていますね。
Web情報によれば、もともとの締め付けトルクが強すぎるとの情報もあります。
某レストアショップにも、レストア部品としてまだ在庫があるようです。
また、互換品として使えるもの情報としては、
プラスチックカップリング 中でも6φ用の「UJ6-6」が使えるようです。
http://www.asadenshi.co.jp/product/coupling/pmfc/uj.shtmlちなみに、Yahooさんのショップにも、
https://store.shopping.yahoo.co.jp/laplace/uj6-6.html
ってなわけで、早速交換部品の発注!!
と行きたいところではあるのですが、それでは修理じゃなくて、単純に交換やろ!?
って事で、交換部品準備は追々やって、どうしてももう交換しか道がない!!
ってした時の為に部品ストックしておくとして、
今回は割れたカップリングの再生から取り掛かることにしました。
よくよく見たら、1台の830の中で、このカップリングは2か所で使われています。
1つは今回壊れたバンドスイッチ、そうしてもう1か所はLOADシャフトとファイナルBOXのバリコンの間です。しかも、両方とも大きさは同じもの・・・
先ずは、割れたバンドスイッチカップリングを外し、
エポキシ接着剤にて、接着を試みます。
併せて、LOAD用の大丈夫なカップリングを外し、BANDスイッチシャフトへと移設。
そうなんですね、LOADでは所詮バリコンを回す為だけのため、強い力は必要なく、したがって壊れにくいんですね。しかしバンドスイッチは結構強めの回転力が必要になります。
そりゃ~がっちゃがちゃやってたら、新品だって10年も持ちませんね。
(このRIGはある意味40年近く持ってたことを考えると・・・文句は言えません)
ある意味、賞賛されるべき日本の部品の耐久性というわけです。
やく2時間ほど、硬化するのを待って・・・
再生カップリングは、LOADにセッティング!!
もともとくるくる、テンション無しで回せるLOADつまみですから、再生部品でも問題なく動作でき、修理修復完了です(^^ゞ
せっかく、蓋を開けた830ですから・・・
序でに、振りが大きすぎると感じていたSメータ検知部分の調整を実施。
併せて、各受信バンドフィルターや送信系ドライブ部分のコア調整なども実施。
ファイナル真空管やドライブの12BY7Aの端子部分に接触不良もあったことから・・・
(これが1時間無駄にパワー出ない!!という原因を探った結果、判明した原因)
端子を磨き、ナノカーボンで補修作業も行いました。
パワーも、120W位までダミーで出ることを確認し、
修理完了しました。
まあ、もう月一で開腹手術をしている感があるTS-830ですが、
FT-101Eと共に、交互に!?メンテと修理と再生をしながら、大切にして行きたいと思います。
(写真は、再生したカップリングをLOADバリコンとの間にセットした処です)
早速、修理後
(7MHzは既にスキップで終了)だったので3.5MHzで8J1記念局のパイルへお声がけ運用ができて、めでたしメデタシでした。
あれっ!!
予定外の無線機修理で終わってしまった日曜日(>_<)
C4FMのロールコール参加と、QSL印刷だけ予定どおり、そろそろFDコンテストの準備もしなきゃですね!(^^)!
明日から新しい1週間、暑い日が続きますが、頑張って行きましょう!!
それでは、みなさん
暑中、お見舞い申し上げます!!
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