2016年12月10日土曜日

RAKEN(ラ研)教材ラジオ・レストア第二弾完了(^^ゞ

こんばんは、すっかり師走、皆さま如何お過ごしでしょうか?
早速、昨晩は忘年会、今朝がたは激しい!?二日酔いで目が覚めました(^^;

午前中は殆ど使い物に(自分の事ね・・)ならなかったのですが、
お昼ご飯食べて、少し復活したところで、先週入手した幻の、ラ研ラジオのレストア作業を行いました!!



いきなりですが・・・
これが、レストア完了後の写真です。
おかげさまで、ガンガン鳴ってます!!
そして、今もこのラジオを聴きながら、この文章を編集しています(^^ゞ

では今回作業した内容を簡単にご紹介しますね。


先ずは分解、まぁ~もともと組み立てキットのラジオ
しかも基本中の基本みたいな、スーパーヘテロダインラジオなので、難しくはありません。
ただ、部品が2SC380が2石、今調べてみたらまだ入手はできるようだが、1個で540円!?(一番高い処で)しかも、例えそれで入手したとしても・・・果たしてねぇ~
互換品的な最近の石ころにも変えようかしらとも思ったけれども、観てみると足も錆もなく、動作にも問題なさそうなので、そのまま働いて貰うことにしました。

ただ・・・
これの作った元オーナーの方の作り方に特徴がありまして・・・
(抵抗やダイオードなど、そのままリード線を取り付ければよいものの、わざわざグルグルっと2~3回コイル状にしてから基板へと・・、これは何か意味があるのだろうかぁ~???)
あまりにも綺麗にクルクルくるしていたので、結構手直しに時間がかかりました。

このラジオは、
高周波部分~中間周波数部分のRF部分を1つの基板で、
AFにしてから、ICアンプ1石なんですが、この部分は別基板・・・
とっても贅沢なスペースで、初心者にも作りやすく設定されているようです。

ただ・・・実際に私が作ったものは(おそらく・・・このラジオにも共通ですが、各部品のリード線が長すぎたんでしょうね)AFのボリウムを上げ過ぎると、ぴーーーーっとAF発信していた記憶があります。
今だからこそ、簡単に・・・
あぁ~あそこだぁ~なんで気付かなかった、なんで知らなかった、なんで直せなかったの・・
と思うけれども、当然当時は知識的にも、経験的にも、知るすべなし、
そんなのの積み重ねで、今があるんですしね、今は良しとしましょうね(^^


修正前の基板です。
保存状態は悪くはなかったようですが、経年変化の錆や痛みは当然ありますよね。「
これにすべて再ハンダを実施しました。ただ・・・さびてる基板、端子、ハンダ収集器を使うとプリント配線の剥がれが起こったりなど、意外と手こずりました。


全ての電解コンデンサー を交換、ゲルマニュームダイオードも交換(ただし、勿体ないので保守部品としてキープ)、ガリオームは炭素粉で修理かなと思っていたのですが、未使用品の同規格手持ちがあり、そっくり交換、外部SP端子も酸化して真っ黒接触不良してたので、まったく同じ手持ち部品に交換しました。

RF部分のトランジスタ(2SC380)だったのですが、状況確認すると、特に酸化や足部分の黒錆などもなく、このまま現役続行を決めました。
調べてみたら、まだ売ってるのね・・・ただ、お店によっては1個(1こだよーー)540円という処があってビックリしました。この辺りは過ぎた年月を思い起こしますね!!


これが、今回交換した部品です。
あとは、配線調整やメインは再ハンダです。


こんどはケース部分です。
以前UPした写真でお分かりのとおり、入手した時には、ケースに複数の半田ごてで溶かしちゃった!!焦がしちゃった!!跡が沢山ありました。
割れまではなかったのでどちらかというと、状態はイイ方なのですが・・・


そこで、ヤスリで凸凹を修正し、再塗装をおこないました。
洗濯も、ラジオも、天気が良い日は洗濯竿で天日干しです(^^;
(本当は日陰がイイのでしょうけれど、冬だし自分用なので、お日様当てて乾かしました)


そんな、乾燥中に化粧板とVRとバリコン摘みは、中性洗剤でじゃぶじゃぶお風呂に入れます。


スピーカーにも再塗装を行ったのですが・・・思いの外、結構コーン部分の劣化が激しく、穴もあったため、急きょこちらも修復作業です。
併せて、スピーカーカバーも再塗装して、スピーカーと一緒に天日干しです。


スピーカーの修復とスピーカーカバーの乾燥が終わったら、
いよいよ化粧板へ組み込みです。
元は万能ボンドで止められていたようですが、今回は手軽なホットボンドで固定です。
これだったら、万が一の交換で外す場合も万能ボンドより楽かなと・・・

駄目ですねぇ~
最近は、なんかやると、必ずどこか・・・火傷しちゃいました(>_<)


ケースと化粧板部分復旧(^^ゞ
一気に綺麗になりました。

電池を入れ、内部も組み立て、調整をします。
バーアンテナのコイル位置、各高周波コイル、バリコン・・・

ラジオって、本当に少しの調整でその能力が大きく左右されますよね。
こんなラジオでも、調整ができているものと、まったくやっていないのでは、性能的にも雲泥の差です。是非・・・この手のラジオをお持ちであれば、調整にも挑戦してみてくださいね。
どのコイル等の調整ポイントでも、大きく弄る事は絶対にないと思います。先ずは少し気持ち少し・・・注意深く前後に調整してみてくださいね。
時に、見違えるくらい高性能になりますよ(あくまでも自分の技術力と責任の上でお願いします)

はて・・・
今は、NHK第一、NHK第二、米軍極東放送、TBS、文化、ニッポン、ラジオ日本
主要局は全部入感を確認しました。

また、バーアンテナの指向性がハッキリしていて、、、
ある意味、希望放送局にも合わせやすいかもしれません。

この年末&お正月は、のんびりラジオ聞いて楽しもうと思います(^^ゞ



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