戦時と子供たち、戦闘の裏で
1991年3月初旬 湾岸戦争終結頃のイラン・イラク国境(バフタラーン)にて、
テヘラン市内で、
1991年1月に勃発した湾岸戦争で、
イラクからイラン国境へと逃れる人々が溢れかえっているという報を受け、国境へと向かった。
21世紀になって四半世紀にも近づく昨今、
彼方此方で勃発する戦争・戦闘に激変する社会システム、
きっと誰もが何処かがオカシイと気付いてはいるハズなのに、
大きな時代の流れに逆らえず流されてしまっていると気づく時、
35年前のフィルムがふっと書棚から顔を出しました。
朝晩は零下十数度まで下がる山岳国境地帯で、
その時一生懸命に生きる子供たちの表情が今も忘れる事はありません。
同じ過ちは繰り返さないよう
戦争へ赴くたびに思い知らさせる事実が戦場にはあります。
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