来週のために・・・
あめ?の週末に機材(測定器)修理!!
突然!!(まぁ普通そうですよよね(^^;
電源が入らなくなったアンテナアナライザーMFJ-259Bを修理する。
ホントは移動運用で参加予定だった先週の全市全郡コンテスト、
準備中の機材チェック、
液漏れの恐れが少ないマンガン電池を入れ替え電源SWをON、
全くウンともスントも言わなくなってしまった、
アンテナ調整に絶対必要なアナライザー測定器の電源が入らなくなってしまった。
確かに・・・購入してオーバー20年以上、
最近は、navoVNAなどのリアルタイムのグラフ表示式、スミスチャート表示等とんでもない高機能且つ高性能そして超小型&低価格が主流となっている21世紀ではあるが・・・、
どうも、何時になっても根っからアナログな人間には、
その頑丈なデカい図体、多少あちこちブツけても、
コネクター引っ張っても、下敷きなっても壊れないアナログメーター式アナライザーが、とっさの時には使い勝手が良い。
正直、相棒が突然いなくなっしまったようで、
ちょっとショック(??)/~~~
えぇぇい!!コンテストが終わったら、治してやるからなと、
週末休み、朝いちから一大手術を決行(^^ゞ
全く電源が入らなくなってしまいましたぁ~(😭)/~~~
原因追及
今まで正常だったものが突然電源が入らなくなってしまった・・・
という事は、間違いなく電源部の不具合と想像する。
(当たり前か(^^;
この機種、
購入当時から電池ボックスは歪み、接触不良多し、
それか経年劣化で半田クラック(接触不良かな???
いろいろテスターで探った結果、
原因は3か所?4か所も同時に発生していた事が分かりました。
①電池ボックスの割れから来る接触不良
②電池抑え金具の導通不良
③電源スイッチの接触不良
④外部電源端子内切り替え接点スイッチの接触不良
ふぁぁぁ~~~
特に②は面白かった、
だって、電池までは12Vあったんだけど、接点の部分には全く電気が流れてきていないんだもの・・・
ちゃんと金属部分が電池と接触しているのに、電気が流れないってどういうことよ(^^;
酸化で絶縁されちゃったのかなぁ~
ずっと液漏れはさせちゃいけないと思って、
アルカリ電池は使わず、マンガン入れ替えて、大切に使ってきたからなぁ~、錆びてる訳ではないのに接触不良で電気が全く流れないのには驚きました。
想定箇所を仮修復し、
恐る恐る電源SWを入れてみます。
でたーーーー、
正しく電源が入りLCDが表示されるようになりました。
ここまで来たら、あとは楽勝です。
外部電源端子の切り替え部分、
コネクター内部のSWが接触不良で使えないため、
基板をジャンパーして、SWを無効にします。
外部電源入力は基本使わないので問題なし。
この機体・・・
プラス側をSWするのではなく、マイナス(GND)側をSWしていたので、一瞬原因が分からなかった・・・
あまりやらない手法だけど、意味あるのかなぁ~???
設計思想がわからない・・・。
もともと歪みがあり、
接触不良があり、
錆がある・・・電池BOX、今時この本数も無いけどねぇ~(^^;
電池をちゃんと挟めるように、
びよ~~~んと伸ばして、メッキ(酸化表面を)はがし、
半田も盛り、電池の端子とちゃんと接触できるよう改良
赤丸の部分の金属
テスターで導通測っても、どこも導通できない状態って、
不思議でしょう・・・
これじゃ~接点の役目なってないから電池から電気が流れないよ
削って、半田メッキして修復完了
この機体、
みなさんメンテナンスされた方々がWebにも記載しているけれども、ホントまじでメンテナンスやり辛い。
ネジ外し、また再組み込みに、
まるで何かトンチも必要な感じでした!!
新しい電源SWの延長配線
綺麗に納めます。
これが電源スイッチでした。
接触不良も起きていました。
バラバラバラに・・・・
動作も問題なし!!
また更に活用して行きます。
我が家のアンテナアナライザー仲間(^^;
右上は、完全自作のアナライザー、50Ωのブリッジを作り、
不均等であればその電流をマイクロ計で読み取ります。
左は、最近流行のnanoVNAです。
電源SWは、PUSH式からスライド式に変更しましたが、
この機種、以前より移動中に勝手に電源PUSHスイッチが押されてしまい、現場着いてさぁアンテナ測ろうかとした時に、電池がエンプティーなんて悲劇が頻繁にあったから・・・・、
(後の機体は、勝手に電源入らないよう、改良されましたよね)
逆に、安心感も生まれました。お陰様でまだまだ長くお付き合いできそうです。
さぁ~
これもって、来週末は東京CWコンテストに出発だー
後は・・・天気だけだぁ~晴れろーーーーーーー!!
0 件のコメント:
コメントを投稿