こんばんは、
レストア・・・というか掃除!?第二弾です。
今日は題材の通り、先ずはパックから(^^ゞ
実はいろいろ探ってみると・・・
年代の割には、結構コンディションも悪くなく、電源を別途直供給してあげると、ラジオが鳴ることが判明、もちろん電池BOXは液漏れの為の腐食が、電池電極受けのバネ、更に錆て腐食したものが周辺や周辺基盤、スピーカー本体の金属部分も腐食させている状態ではあったのですが、そんなに酷使されているようにも感じられず・・・
中身の電子部品はそれなりに稼働しているようでした。
ということで・・・、はじめはもうバラバラにして、最悪は・・・
とも思ったのですが、少し方向転換
なるべく現状維持の状態でトコトンリストアーしましょう(^^ゞ
もちろんバラセル処は全てバラし、処置をして清掃してく見直すのですが、バラス事が困難な場所や相当のリスクを伴う箇所の場合には、なるべく無理せず、最大の措置を・・・という感じです。
はて、そのバラすと困難な箇所の一つ「探査型(回転型)バーアンテナ」です。
ここは建込みが結構面倒な割に、バラス時にケースを割ってしまったり、破壊してしまう恐れがあります。しかも汚れも天井(上部)ともなりますし、アンテナ収容部分が引っ込んでいたり、細かな刻印が沢山あったりで、はてしなく・・・・汚れております。
そこで、今回はアルコールパック(湿布)方式で行きます。
アルコールを含んだウェットティッシュで湿布、さらにアルコールを薄めた液をスプレーで駆けてしばらく放置
最後は、先日の水洗い同様に歯ブラシでごしごしと洗浄します。
特に、この機体のケースはスベスベプラスチックではなく、ザラザラ面の仕上げとなっており、このザラザラ面に埃、チリ、垢、ヤニなどなど、数十年の歴史が蓄積されています。
約3時間、何度も繰り返して行い、
とりあえず今日の洗浄は終了、またしっかり乾燥させてから、同じ作業を繰り返します。
今日は、もう一つ・・・スピーカーのお化粧です。
先ほども描きましたが・・・
電池の液漏れから、実はスピーカー部分に打撃を受けております。
金属部分は、先日ルーターで腐食部分を全て削り取り(虫歯治療みたい・・・
その後どうしようか悩んでいたのですが、地金をそのままにしておくのも忍びないし、また腐食の原因となるため、綺麗に磨いた金属部分は、油性塗料にて塗装して保護しました。
また、ウーハー部分ですが、
長年の光や空気により、表面は色あせて白くなっており、ものの状況的には問題ないのですが、なにせスピーカー部分もケース外から見える構造にもなっている為、中心部はコンパウンドとアルコールで磨き光沢を蘇らせて、コーン部分は染料インクにより薄く塗装を施しました。
染料インク・・・・
何処かで簡単に入手できないかなぁ~と昨日から考えていたのですが、プリンターのインクなどにも利用されており、そうだ・・・詰め替えインクだ!!
ってな事を思いつき、早速入手してきました。
(今回はなるべく安価に作業を進めて、なるべく多くの作業を施したい為、100均も多用しております(^^ゞ
どうですか!!!
この黒光り!?
見違えたでしょう(^^ゞ
なかなか上々でした。しみこみながらちゃんと自然に着色されて行き、すぐ乾くし、もちろん音声ならしても全く音質にも影響を与えません。
昨日、悩んだ成果がでました(^^ゞ
今日は、あとおまけでSメーターの分解清掃
このSメーターも問題なく稼働しており、ガンガン振ってきます。
ただ、結構隙間からゴミが入り込んでいたり、内面にも曇りがあったことから、分解清掃を行いました。
結果良好です。
本当は基盤の清掃と再半田作業
併せて、コンデンサー等のマスト交換部品の値を調べて、発注もしなきゃなんですけれどね、
ここんところの連日の大雨と毎週やってくる台風の関係で、
なかなか、ダスター使って外で大掛かりな掃除ができなくて、少し困っております。
でも、そんな呑気な事も言ってられないので、
次は基板と部品調査・交換作業ですかね!!
映像生中継やネット、放送技術系デジタルな職人をしながら、 普段は心和むアナログちっくな真空管とアナログアンプで音楽聞いたり、アマチュア無線で世界中の仲間とノンビリお喋りしたり・・・。 デジタル写真だけど、ノスタルジックなアナログ時代のノンビリ流れる時間探し感じ、楽しみながら・・・ そんな古くて新しい何気ない個人日記。どうぞノンビリお付き合いください。 de 7K1PTO JF7PVE/1
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