2016年9月23日金曜日

RF-877 COUGAR No.7 修理&レストア(其の二) パックとお化粧

こんばんは、
レストア・・・というか掃除!?第二弾です。
今日は題材の通り、先ずはパックから(^^ゞ

 実はいろいろ探ってみると・・・
年代の割には、結構コンディションも悪くなく、電源を別途直供給してあげると、ラジオが鳴ることが判明、もちろん電池BOXは液漏れの為の腐食が、電池電極受けのバネ、更に錆て腐食したものが周辺や周辺基盤、スピーカー本体の金属部分も腐食させている状態ではあったのですが、そんなに酷使されているようにも感じられず・・・
中身の電子部品はそれなりに稼働しているようでした。

ということで・・・、はじめはもうバラバラにして、最悪は・・・
とも思ったのですが、少し方向転換
なるべく現状維持の状態でトコトンリストアーしましょう(^^ゞ
もちろんバラセル処は全てバラし、処置をして清掃してく見直すのですが、バラス事が困難な場所や相当のリスクを伴う箇所の場合には、なるべく無理せず、最大の措置を・・・という感じです。

はて、そのバラすと困難な箇所の一つ「探査型(回転型)バーアンテナ」です。

ここは建込みが結構面倒な割に、バラス時にケースを割ってしまったり、破壊してしまう恐れがあります。しかも汚れも天井(上部)ともなりますし、アンテナ収容部分が引っ込んでいたり、細かな刻印が沢山あったりで、はてしなく・・・・汚れております。

そこで、今回はアルコールパック(湿布)方式で行きます。
アルコールを含んだウェットティッシュで湿布、さらにアルコールを薄めた液をスプレーで駆けてしばらく放置

最後は、先日の水洗い同様に歯ブラシでごしごしと洗浄します。
特に、この機体のケースはスベスベプラスチックではなく、ザラザラ面の仕上げとなっており、このザラザラ面に埃、チリ、垢、ヤニなどなど、数十年の歴史が蓄積されています。

約3時間、何度も繰り返して行い、
とりあえず今日の洗浄は終了、またしっかり乾燥させてから、同じ作業を繰り返します。


今日は、もう一つ・・・スピーカーのお化粧です。
先ほども描きましたが・・・
電池の液漏れから、実はスピーカー部分に打撃を受けております。

金属部分は、先日ルーターで腐食部分を全て削り取り(虫歯治療みたい・・・
その後どうしようか悩んでいたのですが、地金をそのままにしておくのも忍びないし、また腐食の原因となるため、綺麗に磨いた金属部分は、油性塗料にて塗装して保護しました。


また、ウーハー部分ですが、
長年の光や空気により、表面は色あせて白くなっており、ものの状況的には問題ないのですが、なにせスピーカー部分もケース外から見える構造にもなっている為、中心部はコンパウンドとアルコールで磨き光沢を蘇らせて、コーン部分は染料インクにより薄く塗装を施しました。

 染料インク・・・・
何処かで簡単に入手できないかなぁ~と昨日から考えていたのですが、プリンターのインクなどにも利用されており、そうだ・・・詰め替えインクだ!!
ってな事を思いつき、早速入手してきました。
(今回はなるべく安価に作業を進めて、なるべく多くの作業を施したい為、100均も多用しております(^^ゞ

どうですか!!!
この黒光り!?
見違えたでしょう(^^ゞ
なかなか上々でした。しみこみながらちゃんと自然に着色されて行き、すぐ乾くし、もちろん音声ならしても全く音質にも影響を与えません。
昨日、悩んだ成果がでました(^^ゞ


今日は、あとおまけでSメーターの分解清掃
このSメーターも問題なく稼働しており、ガンガン振ってきます。
ただ、結構隙間からゴミが入り込んでいたり、内面にも曇りがあったことから、分解清掃を行いました。

結果良好です。

本当は基盤の清掃と再半田作業
併せて、コンデンサー等のマスト交換部品の値を調べて、発注もしなきゃなんですけれどね、

ここんところの連日の大雨と毎週やってくる台風の関係で、
なかなか、ダスター使って外で大掛かりな掃除ができなくて、少し困っております。

でも、そんな呑気な事も言ってられないので、
次は基板と部品調査・交換作業ですかね!!

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