2025年6月26日木曜日

撮りたかった光景が3分だけ目の前に・・・高ボッチ高原

美味い蕎麦で膨れるお腹を更に膨らませながら、
軽井沢から諏訪方面、諏訪湖と富士の夜景と雲海で有名な高ボッチ高原へと向かいました。

(途中省略・・・道中中間地点の立科まで来たところで、なんと!!
「トレーナを軽井沢の宿に忘れたことに気が付き・・・振り出しに戻る」笑笑笑笑

カーナビで改めてルート検索、今度は松本市経由で行(ゆ)けとな!?
詳しくは割愛しますが、中山道の和田宿、つまり美ヶ原高原の南側を通る(当初予定の)R142号で高ボッチ南側から登るルートなのか、1本北側を通るR254から松本経由で高ボッチ北側から登るルートなので・・・の違い。

まぁ~頭の中で「ぜったり遠回りだよなぁ~」と思いつつも、
これも何かの縁!?ということで、、、初めての松本市内(特に「松本城」と「あがたの森子公園」)、を横切り「アルプス展望しののめのみち」を経由し、高ボッチ高原へと登りました。

前置きはこの辺でやめて・・・
どうですか!!!
 
この景色を以前”高ボッチ”という場所を初めて聞いた時から、ずっと行きたくて、自らカメラに納めたかった風景だったんです。

霊峰富士がそっと見守る、夜の宝石を散らばせたような諏訪湖と諏訪の街。上手には南アルプスの甲斐駒ヶ岳(私が仕事の出張で初めて登った≒登らされた笑)素敵な山です。

実はこの日、高ボッチ高原到着は既に夕方5時チョイ前。辺り一面は深い深い霧の中と時よりの雨模様で道も5m先が見えない状態。
ただ予報では夜7時頃から急に回復し、夜9時か10時頃には晴れ間も・・・な情報。

前日の深酒も祟り、椅子を倒して即落ち仮眠したのが時より強く雨降る7時前、ふと目が覚めフロントガラスに広がっていたのは、この諏訪の光景でした。

慌ててカメラを持ち出し、シャッターを切ります。
はじめ広角で撮っていた時にはわからなかったのですが、先日ヤフオク¥1,000円で落札した200mmと入れ替え、ファインダー覗いてみたら”あれっ?もしかして富士山!?”

ISO100でF4解放、シャッター30秒
これでシャッターを切ると、約30秒弱処理に時間を要します。

約3カット撮り終えた段階で、霊峰富士山は顔を隠しました。
でもでもヤッタ~撮ったどー、撮った!!
この場所がカメラマンで一晩中埋まるのは10月や11月のもうすぐ林道が冬季閉鎖する直前の頃。そもそも夏は察するに富士山も諏訪湖さえも深い雲や濃霧で隠され見れることは稀かと思います。

この夜も、一晩中現場に居たのは私の他にもう一人のみ(でもカメラも出していなかったので正直何されていたのかは不明、若しかしたら単なる仮眠?それとも早朝活動スタンバイ?)あとは大量の鹿の大群(笑


そしてこの日は、6月の満月(ストロベリームーン)から数日の頃、
満月ではありませんが、煌々と月が昇ってくると辺り一帯は月灯で明るくなってしまう。
※月風景はまた後程ご紹介!!

月が顔出す前に・・・と星空を撮影。

とは頑張ばっても、夏の天の川も強大なお月様の灯でとろけそうになってしまいます。
天の川の下に見えるは八ヶ岳連峰。

実はこれもシャッター閉じた後、、、
なんと結構デカい火球(明るい流れ星)がこのど真ん中に流れたのです。
シャッター降りて10秒後くらい(涙

星撮りの際も、カメラのシステムを使っていると、1分シャッターを開け閉じたら1分程度の処理時間が発生し、その間は撮影できません。
そう、この処理中にけっこうすんばらしい流れ星が見えてしまったり、もう毎回あるんですよね。今回もしっかり自分の目で思い出の感板には焼き付けましたが、やっぱりチョット残念。


もう一度、諏訪の宝石輝く夜景、
この時もう富士山の姿は暑い雲海に隠されて全く見えておりませんでした。

そして、いよいよ標高1700mにもお月様が昇ってきました。
各主役は雲の中ですが、広く諏訪と甲府界隈に広がる雲海との光の魔法には今夜もウットリです。

ホント、今回は頑張って行ったかいがありましたし、
自分なりの最高のカットを頂けて良かったと思います。

つづく・・・

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撮りたかった光景が3分だけ目の前に・・・高ボッチ高原

美味い蕎麦で膨れるお腹を更に膨らませながら、 軽井沢から諏訪方面、諏訪湖と富士の夜景と雲海で有名な高ボッチ高原へと向かいました。 (途中省略・・・道中中間地点の立科まで来たところで、なんと!! 「トレーナを軽井沢の宿に忘れたことに気が付き・・・振り出しに戻る」笑笑笑笑 カーナビで...