まずは・・・
今回交換したコンデンサーです(笑)
最初は一つ一つ、半田ごて宛てて取り去っていたのですが、
これがまた、うまく行かず・・・、パターン破壊にもつながってくるため、
もう途中から、どうせ交換して処分するんだからと、”破壊してからリード線を抜き取る”、
という形で抜き取りました。
最初に”IC-910”の1200MHzユニット(UX-910)部分です。
この無線機、以前より”表示上では電波が出ている感じも、実際には電波が出ていない”という現象がでていて・・・うんぬん、で対策修理の様子を何度かUPしてきました。
その後、しばらくは問題無くチャンと電波もでていたようなのですが、
最近また”電波が出ない””途中で途切れる”という現象が出始めたようです。
交信途中で”お返ししたら、既に相手が居なかった(笑)”という現象が時々発生・・・
要は「途中で電波止まっちゃっているのに、しばらくしゃべっていて送信(しているつもり)状態なので、相手は状況を伝えることもできず、拉致開かず尻切れ、”どうぞ”した時には既に相手はQSY(笑)ってな感じです。
以前は、RFモジュール向けバイアス等供給電源系、ドライブコントロール系の電源系のICやパワートランジスタの交換を行ったのですが、、、(確かにその後は暴熱は減った、確実に減った)、根本的な原因は此処でもなく(ここもあるかもではありますが・・・)
そういえば、昨今のコンデンサー(電解コンデンサー)の容量抜けや液漏れ(おもらし)による不具合の情報も脳裏をよぎり、あっそういえば・・・温まったら比較的安定するなぁ~とか、不安定な時はRFレベルも大きく変動したりするなぁ~などから、
若しかして、RF終段レベルでの電圧変動などの症状から、
モジュールに供給される電源やバイアス系の電源自体がコンデンサーの容量抜け等から不安定になっているのかしら・・・???
そんな事から”そう言えば電解コンデンサー変えてないや”って思い。今回ユニット内の電解コンデンサーを全て交換してみることにしました。
(っても手持ちの問題からパンクしてないことを確認しつつ一部未交換もありますが・・・)
制御系の部分
パワーモジュールの部分
主に電源供給系の部分
殆どは、10μFクラスの電解コンデンサーを全て交換しました。
こちらは、交換する前の写真です。
見た目では、おもらし等をして、基板や他のパーツを痛めているような箇所はありませんでしたが、まぁ経過年数もそれなりなので、全部交換です。
表装チップコンを全部別途用意するのもそれなりに費用掛かるので、今回は手持ちの普通の電解コンデンサーへと交換しました。スペース的には余裕はありました。
ただ、かなりの高周波帯なのでなるべく密着させて頑張りました。
<結果>
なんと・・・最初はUX910自体が認識されなかったり・・・(涙
いろいろトラブルはありましたが(これは電源コネクターの接触不良?マルチフラットケーブルのコネクターの劣化接触不良等々・・・か?)
最終的には、電源も入りちゃんと1200Mも認識できるようになり、
今のところはスコブル快調で例のRF不安定やRF送信停止などの不良はでておりません。
またこれで少し様子をみてみようと思います。
お次は、、、
”IC-821”の方です。
こちらは、ウチに来た時には”PLLのアンロック”による周波数”ーーーー”状態(笑)
受信不安定、動作不安定、長期間未電源投入の押し入れ保存のため、全く使い物にもならなかったのですが・・・
なんとか、受信、送信はできるようになりました。
ただ、唯一”メモリー系がしぼーーーー”の症状が続いたままです。
電源を入れているときは、各種設定を保持できるのですが、電源を切って入れなおすと、メモリーは消え、設定も消え、ほぼ工場出荷(リセット)状態に戻ってしまいます。
もしかしたらヒントは、
”電源を直ぐ入れなおすと設定は保持、だけどある程度時間が経つと、”145.00/430.00のFMモード”に戻ってしまうんです。
様々なWeb情報で、この機種の前進である”IC-820”は内臓のCPUバックアップ用リチウム電池が切れるとこうなる。などと電池交換で修理完了の記事が多いのですが、
このIC-821にはバックアップ電池は内臓されていません。
ディスプレーユニットにE2PROM(X25160S)があり(CPUの左上)、もしやこれに供給されている電源系(5V)で正しく電圧がでていないのでは・・・
ってな感じで狙いを定め、、、
関連する電解コンデンサー(特に5V系のDC/DCコンバーター系)の交換も行ってみました。
こちらは少々交換後部品のデカさには無理もあるかとは思いますが・・・(笑)
なんとか、納めてみました。
まぁ~いろいろ他の部品も”時”という劣化からは逃れられず・・・
特にフラットケーブル系の劣化はどうしても、ケーブル自体、ケーブルの接点部分、また基板側のコネクター自体にも歪みや劣化で、度々接触不良が発生し、それに伴いだいぶ気を使って組み立て直しても、動作確認のため再び電源を投入すると、
・PLL側が不安定になったり、
・そもそも受信自体ができなくなっていたり、
・コントロールが変だったり、
・スケルチが効かなかったり、
・ボタンが効かなかったり・・・
こんな事が組み立てと当時に次から次と発生してきてしまいます。
ってな訳で、
こちらの方は、半分まだ現在進行形で・・・電源再投入と同時に(まぁOFFと同時にかな)設定が全て飛ぶ症状は結局まだ解決されていません。
何方かが書かれていましたが、
E2PROM自体の不良・・・も否めませんね。
今後も引き続き、システム図面や回路図面と睨めっこをしながら、
弄って行きたいと思っております。
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